経済学部二部の越後和典先生のゼミ三十三年・三十四年卒業生を中心とした同窓会が、九月三十日に浜大津の琵琶湖ホテルで開かれ、先生をはじめ十一人が集った。
八十歳になられた先生のお元気な姿に一同安心し、再会を喜んだ。
先生の挨拶の後、東京から出席の高橋勇氏の音頭で乾杯、同ホテルお薦めの洋食を味わい、フリードリンクを楽しんだ。
席上「職業としての大学教授」と題する先生の著書をいただき、先生の現在の大学の実情からあるべき大学の姿を洞察されている内容に、同窓生一同今後の日本の教育全般についても深く考えさせられた。
越後和典先生ゼミ同窓会
宴の後半は各自近況報告を行い、その後、歌の名手石川伸寿氏が美声を響かせて皆を喜ばせた。最後に石川氏のリードで学歌と逍遙歌を合唱して一部を終了。
送迎バスで大津駅に出て、急ぎの人はここで下車、有志八人は近くにある国の史跡「義仲寺」まで送ってもらった。ここにある木曽義仲公の御墓所と芭蕉翁の御墓所に参詣。境内にある多くの句碑を拝観し、JR膳所駅に出て解散した。 (33卒 田畑二生)