「天秀会」
卒業五十周年は桜の千里山で「古希」記念同期会で約す
昭和三十四年経・商卒の同期会「天秀会」は十月二十四日、二年振りに懇親会を開催した。還暦の年に始めた同期会も、二年毎に開催し十年経ち五回目を迎えた。
今回は幹事萬昌君のお世話で、有馬温泉・有馬グランドホテルに、福岡・大阪・神戸から九人(会員十六人)が参加して「古希」を記念する会合となった。
一同記念撮影の後、同ホテル自慢の展望大浴場「雲海」の露天「金泉」に身を浸め、しばしの疲れを癒すことが出来た。
遠来の花田君(福岡千里会会長)の乾杯の音頭で懇親会開宴。久方振りの歓談も、お互いの健康報告が中心となり、「お前、薬、何飲んどんねん」「俺も同じの、飲んどるで」と高血圧やら高脂血症など、およそ五十年前の学生時代とかけ離れた話に、時の流れを感じさせられた。酒量の低下を嘆きながらも、盃を重ねる姿に安堵感を見ながら痛飲した。
天秀会懇親会
終宴後は一同ロビーに降り、ジャズボーカルに心地よく耳を傾け一息入れて眠りについた。
翌日は宝塚を散策し、次回二〇〇九年の卒後五十年記念の同期会は、我々の原点である、桜咲く千里山の「スプリングフェスティバル」を会場に、全員参加での再開を約し帰路についた。 (吉田雅也)