秀麗寮士会
「笑いと健康」のミニ講演 全国から百六十人が参集
秋晴れの十一月三日、百周年記念会館において第十八回秀麗寮士会(重森英樹会長)総会が開催された。四年ごとの開催のため久しぶりの顔合わせとあって、全国から百六十人の参加があった。来賓として寺内俊太郎校友会副会長を始め、故鉄井舎監の奥様以下大勢のご臨席を賜った。
総会では、会長に重森英樹(再任・寮10期)、副会長には市場康雄(再任・13期)、森茂実(新任・25期、事務局長兼任)、八木晋一(新任・13期)の各氏が選出された。
総会に続いての「ミニ講演」は、『笑う門には健康来たる』と題して袴田邦夫氏(10期)による健康をテーマにした内容で好評であった。
秀麗寮士会総会
懇親会では、「寮歌斉唱」のあと増地校友会事務局長の乾杯で開宴。各期グループに配されたテーブルは大いに賑い盛り上がった。石山博康氏(7期)による歌謡曲、三期生の亀井宗七氏(3期)の江戸芸「かっぽれ」踊りは、宴に一段と華を添えていただいた。
折りしも大学は学園祭。久しぶりに見学し、女子学生の多さと元気さに驚かされた。「質実剛健」「バンカラ関大生」はどこへ消えたのか。寮にも立ち寄ったが、共同生活を敬遠して入寮希望者が減っているようだ。我々の時代は、学部卒業と言うよりも秀麗寮卒を誇りにさえして学年の異なる四人部屋での寮生活四年間で得たものは大きいと、今も自負している。今やそれも「いにしえの関大」となったのかと、年寄りの「繰り言」になったが、しばし思い出の場所を散策したあと、各期で予定されている「同期会」会場に向かって千里山キャンパスを後にした。(第13期幹事 橋本俊二=昭44一法卒)