二六会
「挨拶」抜きですぐ乾杯 談論風発に三時間が経過
二六会( 嶋謙三会長) 第二十一回総会が十一月八日、大阪やよい会館に会員十二人が集まって開催された。当会は、まことサロン的な懇話会を主眼としてきたので、学歌、応援歌、逍遙歌を一節づつ斉唱、会計報告と一応総会の形式を踏襲したが、それも三分で終了、かたばった挨拶は抜きで、すぐ乾杯。
ビールが、体中をひと渡りするや、人生経験豊かな人たちの、ウイットに富んだ面白可笑しい「談論風発」が飛び交って、知らず三時間が経過。会長の「ではこれでお開き、また来年皆さん元気でお逢いしましょう」の一言で閉会。
それぞれ良い気分を保って、大阪の街に吸い込まれて行った。ちなみに、昭和二十四年卒業でありながら、「二六」の名称を冠したのは、関西法律学校が「関西大学」に昇格した年から、二十六回目の卒業生の集いという意味合いからである。 (幹事・今道 博)