関大一九会
卒業六十三年目の総会 会員名簿で絆を深める
関大一九会(土橋修会長)は十一月八日、全日空ホテル雲海で十九年度総会を開催した。専門部一部商科を昭和十九年九月に繰り上げ卒業して今年は六十三年目、関大一九会が昭和五十二年に発足して三十一年目、第二十九回(年一回開催、二回休会)の総会になる。
当日は会員七人と会員夫人一人の特別参加を得て総勢八人だったが、久し振りの出合いにお互いの健在を喜び合い、意義ある楽しい総会だった。
土橋会長は、あいにく体調を崩して今回は欠席を余儀なくされたが、開会に先立ち遠藤渉氏から会員の近況について詳細な報告があり総会に入った。学歌斉唱、物故者への黙祷に続き、横浜から遠路馳せ参じた三嶋信治氏の発声で、母校の更なる発展と一同のこれからの健康を祈って乾杯、懇親会に移った。
関大一九会総会
懇親会では戦争と共に過ごした学生時代の思い出から、平成十八年に創立百二十周年を迎え、「強い関大」を目指して活躍する母校の躍進ぶりまで話題は尽きず、会場は一層なごやかな雰囲気に包まれた。
なお、遠藤氏を煩わして、引き続き毎年会員名簿を作成して全員に送付、会員相互の絆を深め、「これからも元気な限り続ける」ことを申し合わせ、来年は一人でも多い出席を念じつつ再開を約して散会した。 (中川三郎)