芦屋支部
母校発展の一翼を担える支部を 世代を超えて総会に七十人集う
「母校発展の一翼を担える芦屋支部を築いていきたい」上野義治支部長(昭43法)の大きな決意表明とともに幕を開けた芦屋支部の平成十九年度総会。一月二十六日の夜は世代を超えた交歓の輪が広がり、絆を深めた。
会場となった芦屋市内のホテルには、昭和十年卒業の大先輩から平成生まれの現役学生まで約七十人が集った。学歌を高らかに歌い、「関大人」としての意識を高ぶらせた後、総会では事業報告や会計報告などが行われ、来賓として出席した校友会の片山久江副会長からは感謝状。五十年以降の卒業生でつくる「KU50`s」(ケーユーフィフティーズ)を軸に、若い校友が支部活動をリードする先駆的な取り組みが高く評価された。
総会に続いて、お楽しみの懇親会。和太鼓の演奏や応援団リーダー部の演舞で大いに盛り上がる中、校友マインドを刺激するアピールも。芦屋市立美術博物館の明尾圭造学芸課長(平元院修文)が厳しい運営状況にある同館への支援、協力を訴え、関心を呼び起こした。「高級羽毛布団」などの豪華賞品が用意された福引き大会では、番号が読み上げられる度に一喜一憂。最後は逍遙歌で締めくくり、再会を誓い合った。
「来年の総会は百人規模にしたい」と強調する上野支部長の心意気のもと、新たな一年のスタートをきった芦屋支部。地元への貢献を目指した「地域ネットワーク」づくりに向け、校友たちは一歩を踏み出した。 (昭59学法 河合洋成)