関大天六会
水陸両用観光バスで桜見物 創設60周年の記念総会開く
関大天六会では創設六十周年を迎えて、第十八回総会をスプリングフェスティバルに参加の後、会場シティプラザ大阪にて同窓生九人、夫人三人が参加して開催した。
第18 回天六会総会
遠くは、鎌倉、愛知から久しぶり新大阪駅に集合、チャーターしたタクシーに分乗、千里山学舎に向かった。
経商ゼミ棟二二号教室で催しもののパンフレットを説明、用意された花見弁当で昼食、懇談のうえ、悠久の庭で野点、俳句コーナーに向かい、まずは一句。
まなびやに待ちゐし友よ桜花 (西島夫人)
まなびやに六十年の夢の春 (仲山幸正)
続いて中央グラウンドにて歓迎セレモニーに参加。学生チームの演舞、学歌、最後にお互いに隣の学友と肩を組み、懐かしい逍遙歌を合唱、満開の桜を見物のうえ総会のシティプラザ大阪に向かった。
総会の開会に当たり、毎年声高らかな応援団声援歌が、今は聞くことの出来ない田端昭雄君のご冥福を祈り黙祷、続いて篠原昭三君の将来関大はどうあるべきかを故岩崎卯一学長の思い出と共に含蓄ある近況を淡々と話された。
芦田潔君の発声により乾杯、懇談会に移り、卒業後六十年の話題に花が咲き、続いて各々美声で愛唱歌が披露された。来年は堀江貞勝君の世話で第十九回総会を計画する事になった。
翌日、日本初の水陸両用観光バスにてシティプラザ大阪を出発、桜の宮公園から大川に進水、小雨の降る中、両岸の桜が一段と増した眺めはひとしおであった。陸路での御堂筋遊覧は大阪南界隈の建物の近代的感覚に、時代の流れを感じた。シティプラザ大阪に帰って昼食を摂り、来年の再会を約して解散した。 (山下昭久)