活発な支部活動

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川西支部
多田銀銅山から北田原を散策 次回は嵐山、嵯峨野方面へ

 川西支部の歩こう会の本年度春季大会は、風薫る新緑の五月十一日、二十六人(内夫婦一組)が参加し、多田銀銅山を散策したあと、近畿自然歩道(猪名川町歴史街道)を北田原のマス釣り場まで約七キロを、ワイワイと賑やかに歓談しながら楽しく歩いた。
 前日の雨も止み、北摂猪名川パークタウンのおまつり公園に集合し、コース等を説明したあと、ラジオ体操をして十時過ぎに悠久の館を目指して歩き始めた。
 悠久の館では猪名川町観光ボランティアガイドの方々が待っていて下さり、二班に分かれて説明を受けながら、多田銀銅山の当時を偲びながら楽しく散策した。
 多田銀銅山の歴史は古く、奈良時代には東大寺大仏建立の際に、多田銀銅山で採掘された質の良い銅が使用されたと伝えられている。
 その後、豊臣政権時代に第一隆盛期を迎えた。また、多田銀銅山に眠る莫大な豊臣家の埋蔵金伝説のロマンが今日まで語り継がれている。そして江戸時代には第二降盛期を迎えた鉱山の歴史について分かり易く説明を受け、参加者一同満足しながら散策した。
 多田銀銅山代官所(役所)跡・高札場跡・代官所の門・金山彦神社・青木間歩(天井の一部に鉱脈を見ることができた)・台所間歩・瓢箪間歩等々を興味深く見て回り、当時の繁盛した様子が良く偲ばれた。
 次回は十一月に嵐山、嵯峨野方面を予定。 (歩こう会会長 湯川捷彦)

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