福島支部
宮腰健次支部長を再任 本格派フラメンコを楽しむ
福島支部(宮腰健次支部長)の二十年度総会が、六月二十一日に中之島プラザで開かれ、三十五人が出席した。いつもながら若い校友と女性の参加者が少ないのは残念だが、初めて参加された方も数名あって、わずかながら組織拡充の成果が見られた。
宮腰支部長の開会挨拶の後、校友会から来賓としてご出席された赤松勝也総務部長から挨拶があり、冒頭に学内での大麻事件のお詫びと素早い対策の決意が話され、その後、関大の現状について詳しいお話があった。受験生世代の減少で各大学は課題の多いなか、ますます躍進する強い関大の展望には大いに期待させるものがあった。
議事は今井議長のもと事業報告、決算報告などを滞りなく終え、役員改選では宮腰支部長が信頼を得て再選され、これから二年間の重責を担うことになった。
第一部の終わりには、地域に密着した支部活動の方針で、今秋十月に開通する京阪電鉄「中之島線」の記録映画を二面のワイドビジョンで紹介。福島に隣接する新線開通だけに、参加者は画面を食い入るように見つめ、当日の会場の真ん前にできる「中之島駅」はどんな風になるのか関心を集めた。
第二部の懇親会は、母校の元理事長羽間平安氏による乾杯の発声で開会。宴たけなわとなって、アトラクションには本格派フラメンコギターの生演奏をバックに美女三人によるフラメンコダンスで盛り上げた。
初参加の会員紹介などがあって、後半は、会員寄贈のお土産抽選会が谷口幹事長のソフトな司会でなごやかなうちに進行、時間の経つのも忘れて会場はワイワイと賑やかな雰囲気に包まれる。
ラストは全員の記念写真を撮影した後、宮腰支部長のリードで逍遙歌を合唱。関大時代に想いを馳せながらひとときの青春を楽しんで閉会となった。 (副支部長 西村公郎)