此花支部
サンサーンスの白鳥など流れる プロフルート奏者が登場
此花支部(平岡昭雄支部長)の第十六回総会が七月十二日、夕闇迫る阪神ホテルで開催された。出席者は三十五人。
寺内副会長、辻大阪市内支部連合会長のご臨席を仰ぎ、第一部総会が始まった。今年も一部現役応援団三人の出席をいただき、学歌斉唱の後、支部長の挨拶があった。
支部長は冒頭、この一年間に二人の藍綬褒章受章者(藤原和夫会員、町野重昇副支部長)と一人の大阪市民表彰者(加藤朗士前支部長)の名前と業績を披露し、支部にとっても大変喜ばしいと述べ、三人の会員に対し心ばかりのお祝い品を謹呈した。三人を代表して町野副支部長からお礼の言葉をいただいた。その後、寺内副会長のご挨拶と母校・校友会の近況報告の後、辻連合会長の強い校友会の組織づくり目指しての思いが述べられた。
議事では本田幹事長、庄司会計、玉谷会計監査の報告があり全て承認された。
第二部は懇親会。戸塚副支部長の挨拶、畑事務局長代行の乾杯の発声で開宴、原田副支部長の軽妙な司会で、昨年好評であった癒しのコンサートの時間となった。今年は、プロフルート奏者の芦田正子嬢に登場いただいた。サンサーンスの白鳥など数曲の音色が会場いっぱいに流れた。このときは食事も忘れうっとり。なかには日頃の疲れからコックリしている会員もおり、本当に癒された気持ちになった。
懇親は進み、やがて現役応援団による応援歌の披露。日生球場での関関戦を思い出す。昭和三十年代、関大硬式野球部全盛の時代である。
そしていつものように肩を組み逍遙歌を声高らかに千里山に届けとばかり歌った。大阪市制改革室部長で前此花区長、此花支部会員の村上栄一氏による万歳三唱、最後に吉井副支部長の閉会の挨拶で総会は無事終了した。記念撮影の後、「此花区民祭りに参集しよう」を合言葉にお開きとなった。(幹事長 本田勝則)