沖縄支部
本多先輩が宮古島から出席 初参加者9人を数え盛会に
沖縄支部(三宅勲支部長)十九年度総会は、十一月二十二日に昨年と同様、加藤大輝さん(平12経)の勤め先「沖縄ホテル」で開催された。午後六時半の開会は夜型社会の南国沖縄ではまだ宵の口、もしやウチナータイムではと危惧しながら会場に向かうと、そこは我らが関大"規律正しく早々に集まっていた。
本部より中村良介副会長、成岡昭二事務局長代行をお迎えし、総勢二十六人の集いとなったが、今年度は九人もの会員が初お目見えで、さらに平成二桁代の若い校友の参加もあって、いつにも増して活気のある会となった。初参加者では本多克幸先輩(昭30文)がはるばる離島宮古島から駆けつけてくれ、役員を喜ばせた。
オープニングは恒例の学歌斉唱で、今年は寺島広文さん(昭49商)の口上水の都は心斎橋か!..."に続いて関西大学♪...と始まるはずが、オーディオのトラブルでミュージックなしの肉声での熱唱と相成った。お二人の来賓の挨拶、三宅支部長(昭39商)挨拶、十八年度会計報告、役員選任と議事が粛々と進められ、第一部総会を終了。
沖縄支部総会
第二部お待ちかねの懇親会では、バラエティーに富んだホテルの御馳走をいただきながら、一年ぶりに再会の人、初めてお目にかかる方々と、顔が赤らむにつれて話も弾み、楽しい歓談のひとときが過ぎた。初参加者の自己紹介では、それぞれ特徴があって、若い人が物おじせず堂々としている姿には、さすが我らが関大だな"と何かしら我が子のように嬉しく、自慢したくなるような光景だった。
幕締めはもちろん逍遙歌。先輩、後輩円陣となって肩を組み、...はるか彼方、白亜の殿堂を仰ぎつつ..."と、我が旦那(田中順一=昭49工)がマンドリン倶楽部に四年間在籍で培った、正に昔取った杵柄よろしく、寺島さんに続く本日二度目の口上とパフォーマンスに酔いしれ、嵐つんざく鳳の..."と、若かりし日にタイムスリップし、幸せな時を過させていただいた。
なお、この粗稿が沖縄県内二百余人の校友の方々の一人でも多くの目に留まり、来年は更なる盛会とならんことを期待すると同時に、一年に一度の学生時代の思い出に浸れる時を大切にしていきたいと思っています。 (昭449文 田中弘美)