商学部自治会執行部のOB会
増地常務理事が母校を語る 来年は50周年祝賀会を
商学部自治会執行部のOB会が、2年ぶりに1月10日「がんこ梅田店」で12人が出席し開催された。
関大学友会が機構の大改革を行い、学部自治会制の実施へと踏み切ったのは、昭和34年12月のことで、60年安保、また、当学においては「高速道路学内通過反対運動」も加わり、学生運動が盛んな時期であった。
初代執行委員長には故林田礼次郎氏が選ばれ、学内活動本位に、地道に前進しようと、自治活動の基盤育成を計ることを大前提とした具体的な骨格を発表した。第1に生活協同組合の設立、第2に1・2年次のクラス制の実施、第3は教科内容の充実の3本柱であった。
この理念は、2代目の梶、3代目の岡田、4代目の中島、5代目の増地と各執行委員長に受け継がれ、全て今日の商学部に反映されている。中でも生協には、初代学生理事として、森塚、亥口、高山と3人が選出され、故金子又兵衛理事長(文学部教授)とともに運営に心血を注いだことなどの苦労話に花が咲き、5代委員長であった現関大常務理事増地英一氏からの「母校の現況および将来構想」の話題に耳を傾け、青春時代の懐かしい1ページを繙いた。 (亥口 寛)