川西支部
川西市~池田市の歴史散策 次回は京都の社寺歴訪
歩こう会の春季大会は、新緑の5月16日、32人(ご夫婦1組含む)が参加し、約8キロを歩いた。集合場所のJR川西池田駅で軽く体操を行い、一路「川西市文化財資料館」に向かった。
ここでは、旧石器・縄文時代の加茂遺跡出土品が数多く展示されていた。その後「鴨神社」を通り、春風を受けながら猪名川の堤防沿いを歩き、機織りの祭神が祀られている「伊居太(いけだ)神社」を見た後、五月山公園を目指した。公園で昼食をとり、しばし休憩・談笑。「五月山城跡公園」ではボランティアの方から池田市の沿革をお聴きし市内に向かった。
途中、池田酒「呉春」本社前を通り、「落語みゅうじあむ」に入った。ここでは、古典落語「池田の猪買い」などのビデオ鑑賞ができ、校友の桂三枝師匠が名誉館長に就いておられる。最後に向かったのは「インスタントラーメン発明記念館」だった。昭和33年、安藤百福氏は市内の自宅裏庭に建てた小屋で日夜研究に没頭し、世界で初めてのインスタントチキンラーメンを発明し、その後創業。戦後日本の三大発明の一つとまで言われている。その隣地に建てられたのがこの記念館で、参加者一同興味深く見学した。時間がきたところで今回の歴史散策は終了となり、記念館前で解散となった。(臼井 宏)