活発な支部活動

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藤井寺支部
与謝蕪村について講演 小西元教授が総会で

 総会が5月30日に料亭・こもだで、来賓・会員合わせて41人の出席を得て開催された。総会に先立ち、蕪村の代表的研究者の一人である校友の小西愛之助元教授の講演を聴かせていただいた。
 蕪村は故郷摂津国毛馬村を去り、江戸へ流入するが、当時の社会情勢は享保の大飢饉によって餓死する者多数であった。当時の将軍徳川吉宗は、大改革を行い、財政再建をはじめ、経済の立て直しを果した。現在の日本は、百年に一度の経済危機にあるといわれているが、当時の吉宗の大改革や、蕪村の画家、俳諧師として一人立ちしていく過程を学ぶことによって、今私達が現代を生き抜いていく上での大きな参考とすることができた。
 総会では、学歌斉唱の後、國下支部長の挨拶に続き、ご臨席いただいた古川好男校友会副会長から、詳細にして、わかりやすい表現での大学全般にわたる近況報告のご祝辞をいただいた。引き続き議案の審議に入り、いずれも原案通り承認された。
 続く懇親会では近隣支部のご代表から、各支部の近況が紹介され、意見交換等も行われて、なごやかなひとときを過ごすことができた。
 最後に、校友会事務局奥田惠造課長のエールにより、逍遙歌を高らかに歌い上げ、本間敏司副支部長の閉会の挨拶で滞りなく終了した。(副支部長 山田正雄)

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