京都支部
卒業のないもうひとつの大学 盛大に設立70周年記念総会
6月27日、京都支部(牧村史朗支部長)の設立70周年を記念する総会が、リーガロイヤルホテル京都で開催された。当日は寺内校友会会長、上原理事長、芝井副学長ら来賓を含め、169人の校友の出席をいただいた。総会終了後は、親睦会へ。今回は、現役の応援団&吹奏楽部に友情出演していただき、演奏と演舞を披露していただいた。さすがに現役の迫力には圧倒されるばかりで、大太鼓が会場いっぱいに鳴り響くと、参加者全員が舞台に釘付けにされてしまった。
さらに、岡崎幹事長が編集された関西大学のキャンパス案内と京都支部の誕生を振り返るDVD映像がスクリーンいっぱいに映し出され、各テーブルで世代を超えた懐旧談に花が咲いた。なかでも、映画『若大将シズリーズ(昭和42年)』のロケが関大キャンパスで行われた映像は古い校友には懐かしく、また新校友には新しい情報として耳目を集めることになった。
今回は23人の初参加者があり、小さい子どもやフィアンセを伴う校友も見られた。千里山から飛び立った種子が、さまざまな社会に着地してさまざまな世界を創り、そして年に一度こうして古きよき校友としてまた集まってくる。関西大学は卒業したが、関西大学校友会という「もうひとつの大学」に卒業はないことを、設立70周年記念総会の場であらためて知った。(52社 宮野智博)