廣田会
最近の経済不況を論説 廣田先生が総会で
廣田会総会が6月20日に開かれた。廣田先生の指導を受け、財政学を学んだ学士はおよそ千人を超える。廣田会とは、大谷啓二校友会副会長が事務局を務め企画・進行する会で、例年6月20日前後の土曜日に、梅田で廣田司朗先生と活力のあるOBに参加を募っている。
今年は、新阪急ホテル・紫の間で催され、先生とOB31人が参加した。1925年生まれ満83歳になられた廣田先生は、数年前に体調を崩されたが、現在、杖無しでご自宅から会場まで来られる程に回復されている。
また、物忘れが多くなったと謙遜されるが、会の冒頭にはゼミナールを髣髴させる語り口調で最近の経済不況を論説された。二次会にも参加されて、屈託なく大いに話し込まれ堪能され、綻んだ顔を見せておられた。
先生の好きな藤村ではなく大伴家持の歌で締め括ります。
うらうらに照れる春日に 雲雀あがり
情(ココロ)悲しも 独りしおもえば
(南 栄一)