天六同友会
奈良・法隆寺に 34 人参加 藤ノ木古墳なども見学
天六同友会(石井國男会長)の秋季親睦会、第12回目は10月25日、橿原考古学研究所副所長の泉森皎氏(昭39学文)の案内で奈良・斑鳩の里、藤ノ木古墳や世界遺産の法隆寺を訪ねた。
JR法隆寺駅に集合し、石井会長の挨拶の後、講師の泉森先生の案内でまず近くの吉田寺(きちでんじ)へと歩く。この寺は「ぽっくり往生」の寺としても有名。境内で本堂や多宝塔の詳しい説明を聴く。次に龍田神社(新宮)に立ち寄り、藤ノ木古墳へ。今から21年前、古墳の発掘調査時、泉森先生は研究所の担当課長で、発掘調査時苦労されたとのこと、発見された石室内の家形石棺の内部を調査する際、オリンパス社からファイバースコープを借用して、石棺の内部を確認し金銅製品や装身具を確認された結果が、当時マスコミに大々的に報道された。
その後、懇親会場の「萬佳」へ、淡路島から出席の佐藤先輩による乾杯の音頭で懇親会開始、ビールや酒を酌み交わし、新入会員3人の自己紹介や近況報告など、同伴を含め参加者34人が家族ぐるみの親交を深めた。(横畠正秀)