活発な支部活動

活発な支部活動

関大大阪倶楽部
改組 50 周年事業で宇治へ 平安王朝の栄華を偲ぶ

 関大大阪倶楽部(畑下辰典理事長)の21年度秋の総会は、10月31日の休日を利用して開催。総勢39人が参加した。

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 当倶楽部は、大正2年「大阪支部」として発足し、昭和34年に、多年の歴史と伝統を継承して、現在の呼称のもとに、活動を展開して50周年に及ぶ。
 今回は、改組50周年記念総会として、多くの平安期の建造物を現代に伝える「宇治」を訪ねた。
 幸い、源氏物語研究の学者で当倶楽部メンバーの北村英子さん(大阪樟蔭女子大特任教授)のご配慮を得て、往路の車中では宇治十帖の解説と見学のポイントの予備知識いをただきながら現地に到着した。
 「源氏物語ミュージーアム」「宇治上神社」の見学で午前の行事を終え、昼食は「白雲庵」を会場に総会と懇親会を開催した。
 懇親の席では、「ゆく秋の」の吟詠で興を盛り上げる即興もあり、また北村先生の講和で一層意義深い行事となった。
 午後は、世界遺産・平等院を見学し、華麗に輝く鳳凰堂や国宝級を展示する鳳翔館の数々の仏教美術のもたらす芸術性に、感動のひとときを過ごした。
 なお、源氏物語「大沢本」の特別展示に出くわす好機に恵まれた。(藤本道人)

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