活発な支部活動

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第一新生会
卒業 60 周年を盛大に祝賀! 上原理事長が大学の今後につき講演

 第一新生会(篠原昭三会長)は、戦後の学制改革に伴う、新制大学の第一期卒業生として、昭和25年3月に卒業している。
 本年が卒業60周年に当たり、記念総会を5月17日に大阪新阪急ホテルを会場に、総員50人が出席して開催した。
 来賓に法人から上原理事長をはじめ、本部から寺内会長、また戦後の混乱期に学び舎を共にした二期から五期の同志代表が駆けつけて盛り上げるといった感激の総会となった。
 総会は、物故恩師・同期生への黙祷のあと代表挨拶に移り、篠原代表は「今年は卒業60周年を迎えたが、お互いに80歳の域を峠とせず、この節目に再会した喜びを共にしたい」と述べた。このあと女子校友から篠原代表へ、多年の会運営へのご功績を讃えて花束が贈られた。
 上原理事長と寺内校友会長の祝辞に続き、記念講演は上原理事長から「国際競争時代におけるこれからの大学―関西大学の諸改革との関連において―」と題して、母校の現状とその展望を分析いただいた。
 続いて特別企画として、辻副代表の編集になるDVDの映写。「在学中の想い出と現在の関大」のテーマで、在学時の回顧と、今日の学園の急激な変貌との比較は同期生の共感を呼んだ。
 記念撮影をもってセレモニーは終了。記念祝賀会に移行した。会場は別室に設営され、同期生は、法・文・経・商のクラス別に席の配置を決めて懇親を深めた。

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 開宴の冒頭は、角村世話人のこの日のために作吟した「祝吟の朗詠」にはじまり祝賀ムードに包まれた。スピーチでは、先輩と後輩の垣根を越えて、同じ学舎で文武の両面に、全国制覇の手柄話から、恩師への追慕の秘話と、止まるところなく会話が進み、締めくくりは全員が肩を組んでの逍遙歌で、名残り惜しいひとときに散会を告げた。(平野淑子)

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