阿倍野支部
河内刀匠の鍛刀場を見学 他支部からも多数が参加
阿倍野支部(松田充弘支部長)の行事として、5月15日に刀匠・河内國平氏(昭41学法)の鍛刀場を見学させていただくため東吉野村を訪れた。
参加者14人は天王寺を貸切バスで出発。途中、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館に立ち寄り、開催中の『平城遷都1300年記念春季特別展』『大唐皇帝陵展』を自由見学とし、刀匠との約束の14時に「國平鍛刀場」に到着。
直ちに幕で真っ暗にされた作業場に入り、炭で真っ赤に熱せられた鉄塊を河内刀匠の厳しい気合のもとで2人のお弟子さんが向う槌を打ち、初撃のバシ!という一瞬の爆発音に参加者一同が驚き、続いて迫力のある鍛刀作業を見学させていただいた。その後、別室で刀匠の滑らかな口調で刀にまつわる話を聞き、約2時間の見学会を終えた。
この見学会には住吉支部をはじめ他支部からの参加者も多く、これを機会に親睦を深めることができ、今後も新たな合同行事を計画しようという話で盛り上がり、散会した。(支部長 松田充弘)