東京センター 公開講座 「平城京遷都1300年 ─天平文化をさぐる─」
今年は、平城京遷都1300年にあたります。和銅3年(710)、元明天皇のときに藤原京か
ら奈良の地に都がうつります。平城京遷都です。これ以後、延暦3年(784)に京都の長岡
京にうつるまで、約75年もの間、日本の「みやこ」でした。平城京は、東西4.3キロ、南北
4.8キロですが、それでも中国・唐の都長安にくらべて4分の1の規模です。そこに約20万の
人びとが暮らしていました。
この時代は、東大寺大仏殿の建立をはじめとする国家的プロジェクトが推し進められ、さ
らに唐のすぐれた文物が導入されるなど、まさに国際的香りの高い華やかな文化を開花しま
す。東大寺大仏や阿修羅像、正倉院宝物、さらには春日大社の創祀などを手がかりに、平
城京の時代と天平文化の実相にせまります。
第1講 2010年7月10日(土)
「飛鳥・奈良のみほとけ ─阿修羅ブームの源流をさぐる─」
講師 長谷 洋一(関西大学文学部教授)
第2講 2010年7月17日(土)
「東大寺大仏のできるまで ─古代の鋳造技術─」
講師 赤松 勝也(関西大学名誉教授)
第3講 2010年7月31日(土)
「春日大社のはじまりと祭り」
講師 黒田 一充(関西大学文学部教授)
第4講 2010年8月7日
「正倉院─歴史と宝物─」
講師 髙橋 隆博(関西大学文学部教授)
■ 会 場 関西大学東京センター
(JR東京駅日本橋口サピアタワー9階)
■ 聴講対象 首都圏在住の方ほか
■ 受講料金 8,000円(全4回シリーズ)
■ 開催日時 毎土曜日 13時30分~15時00分
■ 定 員 200名(事前申込制・先着順)
■ 詳しくはこちらを
お申込み・問い合わせ
関西大学東京センター
東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9 階
TEL:03-3211-1670
FAX:03-3211-1671