応援団OB 千成会
織田選手が直筆色紙持参 総勢230人で学歌斉唱
7月4日、大阪市内のリーガロイヤルホテルで、応援団OB千成会(田中義昭会長)の22年度総会・懇親会が、昨年の50周年記念から1年を経て盛大に開催された。 総会では、物故者に対する黙祷、団歌斉唱、田中会長の挨拶の後に議事が進行され、すべての議案が速やかに承認された。新たな提案は、演舞等の継承、現役応援団スタッフ体制の強化として総監督の設置とコーチの増員で、異議なく了承された。
続いて、アメリカンフットボール部磯和雅敏総監督をお招きし「全国制覇までの軌跡」というテーマで記念講演が行われた。挨拶などの当たり前のことが当たり前のようにできる選手を育てること、そして、選手、スタッフ、保護者、大学という組織がそれぞれの役割を果たし、一つの力になることを目標として取り組んでこられたとのことであった。約1時間の講演後、多くの方が「アメリカンフットボールにとどまらず、すべてにおいて通じる話であった」と講演の感想を述べていた。
懇親会は、上原洋允理事長、市原靖久副学長、寺内俊太郎校友会長、小坂道一体育OB会長をはじめとする多くの来賓の方々にご出席いただき、現役を含め総勢230人が、第37代冨田清団長の指揮のもと、高らかに学歌を斉唱して華やかに幕を開けた。
田中会長の挨拶では、謝辞と、最近の体育会クラブのめざましい活躍が次年度の大学入試にいい影響を与えるのではという期待が述べられた。続いて森本靖一郎理事・相談役の乾杯の音頭で大唱和がなされ、各テーブルは賑わいに包まれた。
会場にはアイススケート部の織田信成選手が、本人の直筆サイン色紙と橋大輔選手の直筆サイン色紙5枚ずつを持って参加し、応援に対するお礼と今後に向けての決意を述べ、その後抽選により色紙の贈呈と記念写真撮影が行われ、盛り上がりは最高潮となった。
そしてOB現役合同による吹奏楽部の演奏、現役による演舞演奏が行われ、OBの方々は昔をしばし懐かしんでおられた。あっという間に時は流れ、全員で肩を組んで第37代久澤弘忠先輩の懐かしい指揮の下、参加者全員肩を組み逍遙歌で幕を閉じた。(副幹事長 木村季弘)