城東・旭・鶴見
3支部合同総会にSS亭笑人さん 落研から 35 年落語道一筋
7月17日、京阪天満橋・錦城閣で城東(高木忠雄支部長)・旭(首藤俊二支部長)・鶴見(徳野豊支部長)3支部合同総会が開催された。
各支部が行事報告・会計報告・役員改選など独自の総会をもった。その後、3支部と縁の深かった山本景造生野支部長(昭32文新)が亡くなられたと大阪市内支部連合会・辻佐一郎会長から丁重に報告があり、出席者全員で黙祷を捧げた。
懇親会は、近藤正昭城東支部幹事長の司会でスタート。徳野豊鶴見支部長からは13学部と発展を遂げている母校の姿に、校友会活動の充実は必ずや母校の名声をより高めることでしょうと力強い開会の挨拶。
来賓として古川校友会副会長はじめ近隣の都島・東成・中央・生野・北の5支部からも出席。古川副会長の挨拶を受け、米谷東成支部長の乾杯で開宴。久しぶりの再会を慶び、近況報告に各テーブルでは大いに話題の花が咲いた。
食事も一段落したころ、お楽しみの落語『落語体験』と題してSS亭笑人(しょうと)さん(岩本義則氏=昭51文教、元小学校教諭)の登場。羽織袴に扇子。大学時代の落研から約35年間、落語道一筋の年期の入った一席は、英語・韓国語・イタリア語・フランス語‥に時々日本語の交じったけったいなおもしろい話。いつの間にか懇親会出席者全員に落語入門指導をというひとときに。うどんの食べ方・お鉢の持ち方・お汁の吸い方など芸の細かいところまで説明を加えて、即席入門した全員にゼスチャーとユーモアたっぷりのリードで笑いの30分はあっと言う間で、喝采の渦の中でめでたく幕。
古川副会長からは人気沸騰のサッカー・ワールドカップ出場の日本選手の活躍を興味深く詳しく分かりやすい解説に全員興味津々。それもそのはず、古川氏は昭和31年第16回メルボルン・オリンピックの日本サッカーチーム・ゴールキーパーとして大活躍された名選手。『日本人として国を意識して、国歌と国旗に誇りを持って、世界に立つ国民を育てる教育を取り入れてこそ、世界に引けを取らない国家・国民となります!』との体験的提言には納得させられ、これまた拍手喝采の一幕だった。宴もたけなわ、全員肩を組み逍遙歌をされば歌わんかな、舞わんかな。全員がすっかり関大ワールドにひたり、心地よく酔いしれた初夏の夜であった。(鶴見支部幹事長 迫 匡)