此花支部
地元の「歴史と文化」聞く 此花発祥の鴻池組 元副社長から
此花支部(平岡昭雄支部長)第18回総会が7月10日、夕闇迫るホテル阪神で開催された。
1部の講演会では此花区の歴史に詳しい鴻池組の山上武宏元副社長を講師に招き「此花区の歴史と文化」についてお話いただいた。鴻池組は此花区が発祥の地である。
2部は定時総会が開催された。物故者への黙祷の後、現役応援団の指揮の下、学歌を高らかに斉唱した。平岡支部長が挨拶に立ち、春の叙勲で加藤朗士前支部長が瑞宝単光章を受章されたとの披露があり、また、より会員の親睦と大学校友会支部の地域貢献活動の必要性を宣言した。次に、古川校友会副会長が挨拶に立ち関西大学の現状を細かく説明いただいた。議事に入り平岡支部長が議長となり、事業報告・決算報告が満場一致で承認された。
3部は懇親会である。戸塚副支部長の開宴挨拶のあと、畑校友会事務局長代行の音頭で乾杯。加藤前支部長への叙勲お祝い品の贈呈の後、加藤先輩からお礼の言葉があった。
ついで今年3月まで上海万博の担当をしておられ、4月の異動で大阪市の理事に昇格された元此花区長村上栄一会員から上海万博の現状について説明いただいた。
また、参加いただいた西ブロック(西淀川、此花、港、大〈各地支部だより〉正、住之江)の3支部、応援団OB千成会、葦文会の皆さまから挨拶をいただき、懇親の輪が広がった。さらに、本日の講師である山上様が此花工業会の重鎮である関係で、此花工業会会長をはじめ工業会(会員360人)面々の参加があり、大いに関大のアピールができた。
予定の時間を延長して懇親の輪を広げ、最後に参加者一同輪になって逍遙歌を高らかに吟じた。徐々にではあるが次代の此花支部を担ってくれる会員が出てきたことは本当に頼もしい限りである。(幹事長 本田勝則)