活発な支部活動

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天六同友会
家族同伴で沼島へ 鱧のフルコースを堪能

 天六同友会(寺岡源司会長)では、恒例の夏期研修会を7月19日、20日の両日開催した。今回は寺岡会長の故郷、淡路島・沼島へ19人が家族同伴で参加した。
 19日9時、貸切バスは中津の駐車場を定刻に出発。バスの中では会長挨拶の後、缶ビール片手に久しぶりの会員と歓談する人、日頃の疲れを癒す人、それぞれ楽しい時を過ごした。バスは、淡路サービスエリアで小休止後、淡路島を縦断し大鳴門記念館へ。館内のレストランで新鮮な魚のシャブシャブの昼食を済ませ、館内で「人形浄瑠璃」を観覧した。猛暑の中を土生港へ。
 ここで観光バスと別れ、小さな連絡船で沼島へ渡る。沼島は紀伊水道に浮かび、淡路島の南方4・6キロ、周囲約10キロの小さな島。港から旅館のマイクロバスで神宮寺へ直行。古事記と「おのころ島」について中川住職から話を聞く。この寺は鎌倉時代の武将梶原景時の菩提寺で元慶四年(880年)の開基とか。

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 今夜の宿は島でただ一軒の料理旅館「木村屋」。風呂につかり汗を流して、午後6時から懇親会。水上副会長の司会で寺岡会長挨拶、青山先輩の乾杯でスタート、料理はもちろん鱧。大阪では味わえない肉厚の鱧すきやら刺身、てんぷらと鱧のフルコース、「大阪でこれだけ食ったら何ぼやろ」と言いながら宴は盛り上がり、現況報告やら今後の同友会活動について論議。最後は同伴者も肩を組み西庄元会長のリードで逍遙歌を熱唱する。翌日も快晴猛暑、9時に島のガイドさんを先頭に島内ウオーキング、梶原五輪の塔や沼島庭園を見学し、島の中央を横断して海上にそそり立つ高さ30mの上立神岩を見学、この岩は天の御柱であるとも龍宮の華表であるとも伝えられる。昼食は木村屋で。
 食後は港まで歩き、連絡船で土生港へ。昨日から淡路島で待機していたバスに乗車、早速缶ビールを片手に沼島の歴史を論議。平日でもあり淡路島の高速道路は渋滞することなく、予定時刻に帰阪する。同友会会員も高齢者が多くなり、今回のように美味いものを食べ、近場でゆっくりする研修会をこれからも企画していただきたい。(横畠正秀)

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