活発な支部活動

活発な支部活動

鹿児島千里会
得平校友が中国事情を講演 特攻隊慰霊祭にも毎年参加

 鹿児島千里会(桐原琢磨会長)の22年度総会が、8月8日、鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテルにて、校友そして交流活動としての関同立の役員を含め24人が参加して開催された。
 今回は例年と異なり、第1部として講演会を開催した。講師は、旧友である中島武志顧問(28学商)の働きかけで、校友会首都圏支部連合会会長・元AIU保険会社会長、得平文雄校友(28学経)の、直近の中国、シンガポールの視察を経ての「中国の最近事情」と題する講演内容で、一同感嘆し、その後熱心な質疑応答がなされた。
 第2部では、学歌斉唱に続き、開会挨拶で桐原会長(53学法)の多忙な8月の休日に参加の出席者に感謝の意と、4大学、校友相互の交流に期待を寄せる挨拶があり、その後事務局より事業・会計報告が行われた。
 第3部懇親会に移り、来賓紹介の後、古川好男校友会副会長の、関大の今年の受験状況、高橋・織田の活躍で、関東での知名度の高まり、秋の校友会総会への参加要請等の話に耳を傾け、畑勝美事務局長代行の乾杯の発声で懇談に移った。そして閉めに逍遙歌を高らかに歌い、青木和博副会長(47学経)の万歳三唱でお開きとなった。
 ここで、当地の特異な活動に触れます。

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 戦前、関大航空部で活躍、旧陸軍航空学徒の苗村七郎校友(枚方市在住、18大経)が名誉館長である鹿児島県南さつま市の旧陸軍万世飛行場、万世特攻平和祈念館の慰霊祭に毎年参列している。今年は4月11日に行われ、校友会長より献花も頂き、苗村校友はもとより、松浦巧校友(大阪市、54学社)の協力で、苗村校友は甑島へ、ヘリによる慰霊飛行も実施、慰霊祭に当会7人が参列し、散華した201人の特攻隊員の哀悼と平和を祈った。苗村校友が提唱したこの慰霊祭も来年は第40回になる。心ある校友の皆様、次回ぜひご参列ください。
 (時任博幸・昭50学商)

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