2010年9月アーカイブ

 恒例の経済人クラブ(西村太一会長)秋のゴルフコンペが、9月29日に茨木カンツリー倶楽部で開催された。
 同コースは、大正12年大阪若手実業家たちの発案で大阪で初めて「社団法人」として設立され、初代理事長は住友本社総理事の湯川寅吉氏。大正13年スコットランド出身のプロゴルファー、ダビット・フォード氏の設計で、初代専属プロは宮本留吉氏。名門中の名門だ。現在天野正先輩と志水利達氏が同クラブのメンバーである。
 当日快晴に恵まれ参加者17人5組でOUTからスタートした。平成9年卒若手会メンバー児島さん他も多数加わり、老いも若きも和気藹々珍プレー好プレー続出。とても楽しいラウンドになった。
 表彰式では、参加者一人一人が自己紹介と同伴者(同組)のプレーの様子なども語られ、本当の意味で交流が深まった。その中で天野先輩は、この中で戦争に行ったのは僕だけだ......。御年91歳になられても誰にも負けない体力と気概を持ち、僕のあとに続けとハッパをかけられた。

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 結果は、優勝 岡本元伸、準優勝 本間敏司、3位 安達弘祐だった。次回は、来年3月30日(水)茨木カンツリー倶楽部東コースと決定した。経済人クラブメンバーの方々多数ふるってご参加ください。
 お問い合せは、経済人クラブゴルフ部・大倉幾三郎(オークラ水産=072―636―4365)まで。(安達弘祐)

体育会アイススケート部の町田樹さん(文3)が、9月23日~25日(現地時間)ドイツのオーベルストドルフで行われたフィギュアスケートのネーベルホルン杯男子シングルで優勝しました。

 好天に恵まれた9月26日、柏原支部(岡野有幸支部長)主催のぶどう狩りに八尾、東大阪、平野、富田林、河内長野、藤井寺の6支部の校友・家族が協賛参加した。
 参加者は大人32人、子供5人、幼児が5人であり、子供たちは、広いぶどう園内を歓声を上げ走り回り、女の子はぶどうの葉をポンポン代わりにチアリーダーの真似ごとをして楽しむ姿に、思わず将来の関大応援団の姿を期待した。
 昼食は各支部の垣根を払い、車座になり木漏れ日を浴びながら、ビール等を片手に各自、持参の弁当の交換をしながら、和気あいあいと食事を楽しんだ。
 ぶどうの棚には「食べ放題ですが、取り放題ではありません」との注意書きがあり、思い思いにぶどうの房を切って食べるが、流石に一房は食べきれなかった。食事をしながら、今後の日程について各支部から報告があり、一部日程の調整と情報交換を行った。約1時間半のぶどう狩りと昼食を楽しんだ後、少しだけハイキングを楽しむ。舗装されているとは言え坂道を登ると少し汗ばんで来る陽気であった。目的地は、岡野支部長が総支配人をする柏原市健康保養センター「サンヒル柏原」である。

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 岡野支部長のご厚意で一部屋が提供され、コーヒーと紅茶、ホットとアイスを選択し、ケーキセットの持てなしを受けた。特別に露天風呂の入浴のサービスがあり、山歩きの汗を流し英気を養う楽しい秋の一日であった。(八尾支部長 中尾達夫)

 抜群の晴天、秋空の下、9月25日西淀公園において西淀川区民まつりが行われた。

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 西淀川支部では、区内地歴コーナーに参加出展し、関西大学の紹介と沢支部長が精細に調べ上げた西淀川区内の神社の鳥居についてを展示した。100近くある展示ブースの中でも、大学関係としては唯一であった当支部は、大変好評を博し、平松大阪市長も激励に訪れて「さすが関西大学ですね」と驚きと賞賛の声をあげておられた。
 今後もこのような地域活動を通じて関西大学の良さを拡めていきます。(副幹事長 河野賢治)

 大阪中央支部(伊藤晃充支部長)では、9月25日にシティプラザ大阪で来賓を含め89人の出席を得て総会ならびに懇親会を盛大に開催。平成以後の卒業生は22人が参加した。
 第1部総会は、上符応援団OB長柄会副会長の学歌斉唱に始まり、伊藤支部長の挨拶、来賓紹介の後、古川校友会副会長から挨拶をいただいた。その後各部事業報告、会計報告、会計監査報告と進行、伊藤支部長の再任も満場一致で可決された。

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 第2部懇親会は、大谷校友会副会長の乾杯でスタートし、ミューズによるコーラス、林家染太校友による小話、そして豊富な景品の福引大会やジャンケン大会へ進むころには各テーブルも大いに盛り上がって打ち解けていた。
 宴もピークのころ、応援団OB奥田幹事のリードで逍遙歌を大合唱、薮内副支部長の閉会の辞、進藤副支部長の大阪締めでお開きとなった。(広報部 岡田恭典)

 9月23日秋分の日、川西支部秋の史跡探訪の会は、前日からの雨で集合場所へ集まったものの出発するか否か思案したが、決行した。

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 川西市火打にある勝福寺古墳は6世紀前葉の築造、墳丘41mの前方後円墳で横穴式石室が残っている。ここから阪急山本駅まで電車に乗り、宝塚山手台の長尾山古墳へと坂道を登り、近くの公園で昼食を取った。再び下山して山本駅から売布駅まで電車に乗り、中山荘園古墳へ。
 この古墳は、昭和58年発掘調査をし、平成18年より一般公開している「けんごし塚古墳」と言われ、巨大な柱16本で石棺を囲んでいる。出席者20人は、会長兼講師の菅原巖氏の説明に耳を傾けながら、楽しい1日を過ごし、4時に能勢口へ戻り解散した。(藤原紀子)

 愛知支部(森田敏二三支部長)総会が、9月22日名古屋観光ホテルで開かれた。母校から上原理事長、寺内校友会会長、近隣5支部、京都支部、関西学院大学同窓会名古屋支部からの代表の方のご出席をいただき、78人が参加した。
 土井敏彦第54代応援団長の指揮で学歌斉唱、森田支部長の挨拶、上原理事長、寺内校友会長から大学の近況を交えた祝辞をいただいた後、議事に移りすべての議事が承認された。
 講演会では62季ぶり学生日本一の王座を勝ち取った関西大学アメリカンフットボール部の磯和雅敏総監督の講演があり出席者は熱心に聞き入った。
 第2部の懇親会は、森岡さつき(昭51教)、安井伸治(昭63社)両人の司会で始まり、東郷校友会事務局長の乾杯で開宴。アトラクションでは75歳からタップダンスを始めた浅野さん、また総数10人によるフラダンスで大いに盛り上がった。

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 恒例のオークションは、山田亮治君(平10社)富田健嗣君(平10社)が司会。校友から寄付していただいた、高級ウィスキー、百貨店の商品券、ゴルフのパター、高級ホテルのペア宿泊券、食事券が落札され、会場は一気に盛り上がった。
 最後に土井敏彦氏のリードで逍遙歌を高らかに斉唱後、会沢副支部長の音頭で万歳三唱、竹中良則刈谷市長の閉会の挨拶で、名残を惜しみながら散会となった。(幹事長 原 勝也)

 9月20日、千日前ファミリーボウルで校友会主催のボウリング大会が開催された。
 西淀川支部(沢勲支部長)から西山幹事長、石田副幹事長、乾副幹事長の奥様、河野副幹事長、深谷幹事、土屋幹事(新卒)の6人が参加し奮闘した。

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 結果は、乾副幹事長の奥様が女性ながら見事10位入賞を果たすなど素晴らしいものだった。がんこ難波店での懇親会も、非常に和やかに楽しく行われ参加者は大変満足した。
 お世話になった事業部や校友会事務局の方々に厚くお礼申し上げます。(副幹事長 河野賢治)

 9月19日、恒例の池垣会(西田一郎会長)総会が、ホテルグランヴィア京都で西田会長初め10人が出席し開催された。
 今回は第11回目になり、第2ラウンドに入ったという考え方のもと、新しい作戦を実施することにより大いに盛り上がった。

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 その1は、握手作戦(会長が出席者全員と硬い握手をし、会員の結束を高める)、その2は、プラス1作戦(総会後場外へ出てもう1か所を巡り見聞を広めるもの)で、今回は障壁画および日本庭園で有名な智積院を訪問した。
 という次第で、名残は尽きないものの来年の再開を約して無事終了した。(幹事長 森崎修)

 第71回尼崎支部(大角教雄支部長代行)総会が、9月18日に市内のホテルニューアルカイックにて、校友会本部および近隣支部各代表の来賓・学生・支部校友など総勢101人が参加して開催された。
 第1部総会は、田中正喜幹事長司会で開会。学歌斉唱、物故校友への黙祷に続き、大角教雄支部長代行が挨拶し議事に入った。各議案が承認され、最後に役員改選となり、新支部長に大角氏が満場一致で選任された。

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 大角新支部長は、「当支部のモットーである老・壮・青が相集う支部作りを継承し、人間関係の希薄になっている昨今、母校愛を育む支部活動を目指します」と挨拶。
 第2部は、河本享副支部長の開宴の辞でスタート。来賓紹介の後、代表して田中義昭校友会副会長が大学の近況を報告された。乾杯に移り、尼崎市役所秀麗会会長(尼崎市副市長)中村昇氏の発声で懇親会が始まった。
 U―40リーダー清水隆行氏から、若手参加の新卒・学生15人が紹介され、森永憲治君が代表で爽やかに挨拶。続いて、前支部長の竹瀬元紀氏に、支部の発展に大いに貢献された功績に謝意を表して、大角新支部長から感謝状が贈呈された。また、支部の恒例となっている「関西大学を卒業して50年」に該当する校友、片山省三・冬柴鐵三・星野晴彦の3氏に記念品を贈呈、冬柴氏(前衆議院議員)が代表してお礼の挨拶をされた。
 会場は、老・壮・青が融けこんだ賑やかな交流の中、和やかに進み、さらに応援団の演武演奏が入ると雰囲気は最高潮に達した。その余韻の中、最後に一同高らかに逍遙歌を歌い上げ、重田守康新副支部長の挨拶で閉会となった。(広報 松本勝憲)

 物流関連事業に携わる関西大学OBで組織する物流関大会の発足準備会が9月17日、大阪市北区の相撲茶屋・寺尾で開かれた。
 校友会には、運送、倉庫、物流加工などの物流関係職域の組織がないことから、約1年前に大阪府トラック協会など業界団体の役員を務める関大OBからの「物流業界に身を置く関大校友に呼びかけて『物流関大会』を組織してはどうか」との提案をきっかけに有志3人が発起人となり、物流関連事業に携わっている関大OBに声をかけて協力を求め、この日の発足準備会に漕ぎつけたもので、同準備会には既に入会の意思表示をしている21人のうち13人が出席した。

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 発足準備会では、発起人から物流関大会を発足させるに至った経緯や今後100人を目標に積極的に会員を募り、年末か来年早々には市内のホテルで設立総会を開催する予定であることなどが報告されたほか、「本会は会員相互の交流を通じて、職域の発展、会員の繁栄および母校関西大学の隆盛を目的とする」などを定めた会則も示された。これを受けて、設立総会開催に向けて、会員集めに全力を挙げることなどを申し合わせた。
 発足準備会では「経済状況が好転しない状況の中、関西大学校友であるという縦糸と、同じ物流業界に身を置く横糸を織り合わせ、広く知識の研鑽、情報交換を行い、校友という友情に培われた互助精神を共有できる組織を構築したい」として、関西大学OB多数の入会を呼びかけている。
 物流関大会についての問い合わせは、大和運送・栗尾尚孝社長、栗尾宣行常務(072―626―7235)まで。

9月10日(金)から12日(日)に東京都国立競技場で行われた、天皇賜盃 第79回日本学生陸上競技対校選手権大会 女子走高跳において、体育会陸上競技部の三村有希さん(社4)が優勝し、3連覇を達成しました。

 女子秀麗会(仁井ひろみ会長)は、講演、旅行、観劇、講習会など、たくさんの行事の機会を通してより親睦を深める目的で、2009年に新事業「楽塾(らくじゅく)」をスタートさせた。
 第1回は滋賀県の「蓮の群生見物と比叡山参詣ツアー」、第2回は「文楽鑑賞と舞台裏見学」、第3回は「フラワーアレンジメント」を楽しんだ。
 なかでも「文楽鑑賞と舞台裏見学ツアー」は大好評につき、今年も再度実施することに。
 女子秀麗会員はもちろん、会員以外の校友の皆さまも、この機会にぜひ文楽に触れてみてください。ご家族お友達お誘い合わせてご参加ください。
日時:11月14日11:00開演15:30終演予定
定員:40名 ※舞台裏見学は定員20名のため抽選。
料金:予定5500円(パンフレット付き)
場所:国立文楽劇場 大阪市中央区日本橋
演目:「一谷嫩軍旗(平敦盛の最期に秘められた謎)」、「伊達娘恋緋鹿子(八百屋お七の情念)」最終申込締切は9月28日。(西野京子)

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 伊丹支部では総会を盛会裏に終え、市内ブルワリービレッジ白雪・長寿蔵にて役員による反省会を開催した。本年はこれまでにない多くの参会者を迎え、来年度に向けて更なる多くの支部員の参加、特に若手の参加へのツールづくりや、今年度最大の事業、日本3大俳諧文庫の1つである柿衞文庫での「知と美の集大成―関西大学所蔵名品展」の成功を目ざして支部員一致結束しての取組みなどに話題が集中した。
 反省会が一段落したところで、加藤支部長から「副幹事長の杉本啓次氏(昭53法・北伊丹ダイハツ販売社長)のお嬢さんが、アテネ、北京両五輪のメダリスト塚田真希選手(綜合警備保障)と、今や日本一、世界一を競う杉本美香選手(コマツ)であり、今年9月に52年ぶりに東京で開催される柔道世界選手権2010において、杉本選手は女子78kg超級および女子無差別級に出場が決定しており、それぞれ9日、13日にフジテレビ系列で試合の模様が放映予定、金メダルも期待できるので是非とも皆様の応援をよろしく」と紹介があった。杉本副幹事長から、父の子を思う気持ちを含めた挨拶を受けた後、田中義昭監事から出場祝いとして役員一同からの心ばかりの金一封が贈呈された。(広報部長 古屋敷達夫)

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 心配された雨が降り出した。その雨は半端なものでなく10数年前に台風の中で開催された総会を思いだし、欠席者が多数出るのではないかと懸念した。
 京都支部(牧村史朗支部長)の総会は参加者115人で開かれ、総会では行事・決算報告などが滞りなく終了し、役員改選で牧村氏が支部長に指名され、熊本・細田氏の後任に、井口俊博氏(43文史)と岡崎熹敬氏(44商)が新たに副支部長に、幹事長に大西康治氏(61商)が、事務局長に壽見芳正氏(平4工金)が支部長から発表された。
 懇親会では、小寺一矢校友会副会長、上原洋允理事長、市原靖久副学長の3人からそれぞれ話を伺い、乾杯に入った。発声は愛知支部の森田敏二三支部長で、京都支部との出会いや、2年後には設立100周年を迎えるので実行委員長の杉本秋男氏を他所の支部の様子を知ってもらうために同伴したなど、いい機会を与えてくれてありがとうとのお礼の言葉とともに盃を挙げた。
 今年も初参加者が15人と多く、舞台の上で一人ずつ一声をいただいた。平成卒業者が半数以上を占め、次年度から彼らが友人を誘ってきてくれることに期待している。
 本学からアカペラサークルBrooklyn304に来ていただき、楽器は一切なく、素晴らしいハーモニーを聞かせていただいた。
 最後のメインは抽選会。いつもとは違う順で、最初にホテルの食事券、商品券に始まり本学のグッズ、正絹の縮緬で作られた壁掛け、わざわざ丹後から来ていただいた校友経営のホテル宿泊券で最後を締めくくった。
 円陣を組んでの逍遙歌、楽しかった総会・懇親会も終わり二次会の席へ急いだ。 (副支部長 井口俊博)

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 経済人クラブ(西村太一会長)第188回例会は、9月13日に大阪新阪急ホテルで、来賓にクラブ名誉顧問の畑下辰典、一軸浩幸両氏、顧問の寺内俊太郎校友会長の出席を得て開催された。
 講師に村田晃嗣同志社大学法学部教授をお招きして「参議院選挙後の日本の課題」と題してお話しいただいた。今回は特に民主党の総裁選の前日でもあったので、(1)総裁選の行方と今後の政局、(2)米国オバマ大統領の現状と今後の米国政治の動向、(3)米国から見た現状の日本、(4)日本の進むべき方向について、の4項目について大変示唆に富んだ話を熱く語っていただいた。

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 (1)については、菅さんが勝つでしょう。万が一小沢さんが勝ったら政党支持率は一桁になり国会は動かなくなるし、また自民党を割る人も出てこないでしょう。みんなの党が来年の統一地方選挙に力をいれており、その時に政界再編の動きがあるかもしれない。
 (2)では、11月2日以降議会対策が難しい。2012年の大統領選に向けて、外交より国内向けに力をいれることになるだろう。(2050年白人が全体の2分の1を切り21世紀中に女性大統領がでるであろう)
 (3)日本―東京には政府はないと冷ややかである。マレーシア、ベトナムに目を向ける。米国のパートナーは今や韓国である。本年3月、第1回核廃絶42カ国会議が開催され、オバマ氏と胡主席が90分の首脳会談をおえたにもかかわらず、鳩山氏は会談に失敗。また来年の第2回はソウルで開催されることになり、二重の敗北を重ねた。(米韓は力を握っている)
 (4)これからの20年間が大事である。日本は文化、文明を語る人材が不足しており、坂本龍馬のような人材が不足している、どのような国を目指すのか(英国―議会制民主主義、フランス―自由・平等・博愛)ナショナルアイデンティティを見つけ行動することが大事である、などの内容だった。
 懇親会は、畑下名誉顧問の乾杯の音頭で始まり、新入会員7氏の紹介と自己紹介があり、和やかに懇談、稲田副会長のお礼の言葉で散会した。(代表幹事 田合邦臣)

 9月12日にいずみホールで「井村圭吾追悼コンサート」が開催された。
 井村さんは、関西大学在学中はグリークラブの主将を務め、卒業後市民オーケストラの指揮者として活躍された。30年前の1980年頃に関西大学グリークラブOB会の総務理事としてOB会の組織作りに貢献された。
 1982年6月27日のグリークラブOB会総会に合わせて開催された家族親睦会での井村ファミリーの演奏は忘れられない。井村さんご夫妻、裕美さん、誠貴さんの楽器を使用したカルテット演奏。ご家族の将来を予感するような演奏だった。
 昨年他界された井村さんの1周忌の時期に追悼コンサートが開催された。今はファゴット奏者としてご活躍の裕美さん、指揮者として活躍されておられる誠貴さん、その奥様であるアルトソリストの園子さん、そして圭吾さんの奥様であるソプラノソリストの美代子さんを中心に、まさしくファミリーで演奏された。
 オーケストラは大阪シンフォニエッタ、井村ファミリーゆかりの多数の合唱団のメンバーがコーラスとして参加し、故人がこよなく愛したモーツァルトプログラムとして「Ave verumcorpus」、「レクイエム」を重厚に演奏。

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 圧巻はアンコール、故人が好きであった高田三郎の「水のいのち」より「雨」、そして故人が労音に勤務していた時代に親交のあった坂本九さんの曲から「見上げてごらん夜の星を」を美代子さんと園子さんのデュエット、そこに裕子さんのファゴットが加わりオーケストラとコーラスのコラボ大合唱、指揮は誠貴さん。アレンジが素晴らしく客席は感動の涙でいっぱいだった。
 ほんとうに心暖かいコンサートであった。(栗本卓司)

 明石関大クラブ(鈴木一雄会長)の22年度総会は9月11日、今年も海峡のまち明石の代表的料亭旅館・人丸花壇に、本年と昨年卒業の2人を含む30人の出席を得て、例年に増して盛況裡に開催した。来賓には本部から寺内会長はじめ、近隣支部代表5人の方にも出席いただいた。
 学歌斉唱、物故校友に黙祷を捧げ、続いて鈴木会長は、若い校友を迎えての本年の総会が、新たな飛躍の礎となるよう期待を込めた挨拶を述べた。
 来賓祝辞で寺内会長から、教学にスポーツにと着実に発展を続ける母校関西大学の近況を紹介いただき、出席者全員は深い感銘を受けた。
 今春の叙勲において黄綬褒章を受章された斎藤雅彦幹事長(昭41学工)の栄誉を祝し、クラブを代表して会長より褒状と金一封を贈り顕彰する慶事を行った。
 続いて議事に入り、任期満了に伴う役員改選議案は、幹事長および会計幹事の改選人事を行った他は、現メンバー全員の再選が承認された。他の各議案も原案どおり承認可決され、議事終了後、選任された全役員が壇上に並び、会場から大きな拍手を受けた。
 総会に続くくつろぎの余興は、斎藤氏の黄綬褒章受章祝賀会への出演で好評を博したご縁により、マジックショーMr・YUKI氏を招き、数々の絶妙なマジック技の演技により、すっかり魅了されたひとときであった。
 懇親会は、静かな和室の座布団で寛ぎ、和やかな雰囲気となったところで開宴、グラスを高く掲げ声高らかな乾杯で宴の始まりとなった。
 会半ば全員が近況報合を行い、とりわけ近年卒業の新校友二人の自己紹介は、隔世の感で聞き入りつつ、校友ならではの親しみを覚えさせられた。そして和気あいあいの楽しいひとときも、やがてお開きとなった。

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 締めくくりは、梅田幸広校友(昭48法、元応援団・現神戸市会議員)指揮による逍遙歌を声高らかに斉唱、藤本哲也新幹事長が「来年は画期的な総会を目指したい」と力強く付言した閉会挨拶で、総会を終えた。(幹事長 藤本哲也)

 阿倍野支部(松田充弘支部長)は、今年で復活5周年を迎えることができ、記念総会および懇親会がホテル日航大阪で9月11日に開催された。
 本部の田中義昭副会長はじめ来賓を含め総勢33人の出席をいただいた。
 第1部は、松峯哲也副支部長(昭60工)の司会で、学歌斉唱、松田支部長(昭39工)の挨拶と続き、事業報告・収支決算・会計監査報告が行われ、新たに役員として九之池榮一副支部長(昭50経)と田中一範幹事(平14商)を選出、承認された。

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 第2部では、来賓を代表して田中副会長から挨拶をいただき、来賓紹介の後、伊藤晃充本部事業部長の乾杯の発声で懇親会がスタートした。今年は5周年記念総会ということで、まずは松田支部長の親戚にあたる上方落語家の桂勢朝師匠のハイテンショントークで会場全体は大爆笑の嵐、中には涙まで流す者まで...。
 その後「関西大学の学生数は?」「学長の名前は?」「校友会地域支部数は?」等、関西大学および校友会に関する問題満載の『クイズ関西大学!』がパソコン・スクリーンを使って行われ、正解者には豪華景品が振舞われ大いに盛り上がった。
 最後は逍遙歌斉唱の後、九之池副支部長の閉会の辞で終了。テレビでも取り上げられたことのある校友の武内史雄さんが作る食パン工房「ラミ」の食パンが、お土産として参加者全員に配られた。(幹事長 村上康司=平6法)

 みおつくし葦の葉会(林明会長)の22年度総会が、9月7日に大阪市中央区のヴィアーレ大阪で開催された。
 来賓として、校友会本部の寺内会長はじめ、平松市長の代理として北山副市長、顧問である校友市会議員の方々、大阪府庁秀麗会の谷会長、尾川幹事長と多数のご出席をいただいた。前年度に大阪市役所を退職された校友や新規採用の校友職員を招待するなど、あわせて80余人の出席のもとで盛大に行われた。
 議事では、会計報告、役員改選を満場一致で承認。会長は林健康福祉局理事が引続き務めることとなった。
 議事終了後、来賓に入場していただき会場が満席になったところで学歌を斉唱、一人ひとりが感慨深げに、また学生時代に思いをはせ、「関西大学、長き歴史」と心を込め歌いあげた。
 林会長の挨拶に続き、来賓の北山副市長から挨拶をいただくとともに平松市長のお祝いメッセージをご披露いただき、引き続いて寺内校友会長、顧問を代表して太田市会議員からそれぞれ挨拶をいただいた。

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 第2部の懇親会は、顧問の大丸市会議員の乾杯でスタート、会場のあちらこちらで談笑の輪が広がり、お互いの親睦を深めあった。
 その間、招待した退職者、新規採用者の一人一人の自己紹介があり、今後のご活躍に激励の拍手がおくられた。
 参加者全員が会場いっぱいに友情の輸を広げる中、予定の2時間が瞬く間に過ぎ、最後に財政局を今春定年退職された田林さんのリードで逍遙歌を声高らかに合唱して、名残を惜しみながら総会の幕を閉じた。(会計 藤林博巳)

 9月5日、京都支部(牧村史朗支部長)の女性校友の集い&中・東地区合同懇親会が開催され、暑さのなか41人の校友が集った。
 場所は京都でも老舗の中村楼。「二軒茶屋」とも呼ばれるこの店には、大津事件(明治24年、わが関西大学創立者・児島惟謙先生が、大審院長として政治部門からの司法権独立を守り抜いた)の前日、ニコライ2世が立ち寄られたとのことで、とてもご縁を感じた。また、ここのご長男は関大卒とのことで重ねてご縁があるようだ。
 店内から眺めるお庭は、落ち着きがあり、「癒し」の空間。このようなすばらしい場所を設定していただいた組織委員の茶谷様に大感謝。
 会の冒頭には、恒例(今回で5回目)の古典落語を、校友の花の家さんごさんにお願いし、まずはお笑いでスタート。現在、高校教師を務める彼女の落語は、校友の顔を笑顔に、そして気持ちを穏やかにさせてくれる絶品だった。
 今回のテーマは「守ること、伝えること!」。この老舗のご主人にお話をお伺いし、伝統を守り、伝えることの重要さを実感した。機会が有れば、ぜひここの「祇園豆腐(田楽)」をご賞味ください。
 懇親会の料理はこの祇園豆腐を含む京懐石。どの料理も上品で、暑さで疲れた体を癒していただいた。

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 最後は、女将さんに店の中を案内していただき、貴重な掛け軸や襖絵、書などを拝見させてもらった。明治時代の建物の中には、伊藤博文や三条実美、有栖川熾仁親王の書などもあり、まるで美術館の様な空間で、感動した。
 このように京都支部は、校友の皆さんのご縁でいろんな体験をすることができます。まだ参加されていない方は、ぜひ次の機会にご参加ください。お待ちしています!(広報 福井浩二)

 母校の地元吹田支部(奥谷英夫支部長)では、9月4日に、例年の会場である吹田市文化会館・メイシアターで22年度総会を開催した。参加者は来賓と市役所関大会のメンバーも含め87人。今年の新卒者や現役学生などフレッシュな顔も見られた。
 第1部の総会では、奥谷支部長が挨拶で、寺内校友会長、阪口善雄市長など来賓に出席のお礼を述べるとともに、「吹田市をみんなが住みやすい街にするために、われわれが行動すべきではないか」と社会貢献への提案を行った。

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 来賓を代表して寺内会長、阪口市長から丁重な挨拶をいただいたあと、議案審議に入り、谷康司幹事長などが議案を説明、審議はスムースに運び全議案が承認された。
 第2部の記念講演は、関西大学顧問・元理事長の羽間平安氏が講師。「良き師・良き友.大学・体育・鎧球.」と題して、在学中にアメリカンフットボールの名クォーターバックとして黄金期を築いた当時の状況をはじめ、昨年、62年ぶりに大学日本一になった「カイザーズ」について講演、出席者も興味深い話に引き込まれていた。
 全員が建物の外の階段に整列して記念写真に納まった後、会場をレセプションホールに移してお待ちかねの懇親会となり、元科学技術庁長官の近江巳記夫氏に乾杯の音頭を取っていただき開宴となった。
 新卒者や現役学生、初参加者の自己紹介、アトラクションとして昨年に続いてバトンチアリーディングサークル「クレアーズ」が出演、恒例の空くじなしの福引などで瞬く間に時間が過ぎ、逍遙歌を全員が輪になって歌い上げ、散会となった。(事務局長 成岡昭二)

 残暑厳しい9月3日.4日、神戸三九会第26回目の定例会を鳥取県皆生温泉で開催した。
 古希を前に貸切バスでの一泊旅行、11人が参加、まだまだ元気?一杯の楽しい親睦旅行であった。

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 9月3日が誕生日の川崎会長の挨拶・乾杯により開始、昔話に花が咲いたが、こだわりの39人、何としてでも会の目標である93歳まで会を継続したいものです。
 宿泊をしての懇親会、益々気心が知れ、男と男の付き合いをしていきたい。また苦労をかけた奥さんには準会員としてのお付き合いを......。(石山康弘)

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