活発な支部活動

活発な支部活動

関甲倶楽部
卒業 65 年の節目に幕引き始めあれば終わりあり

 初秋の空高く爽やかな10月16日、関甲倶楽部(関西甲種商業学校30期生同期会・木村昌三会長)は4年ぶり、木曽路北新地店で昼に同期会を開催、10人が参集した。4年のブランクには幹事の風岡茂雄君は病床、大原隆一君は逝去、濱名巌君はリハビリ中と、運営に事欠く次第であった。
 今回卒業65年を節目に幕引きを想定し開催の運びに至った。卒業65年の節目に幕引き始めあれば終わりあり思えば関甲倶楽部創設以来、30期生は母校愛と友情の絆が固く、毎年会合を開き、記念碑の建立始め、後輩校の一高・一中への影の応援団でもあった。あの春夏、甲子園に出場した野球部の大応援団の中にも、孫にもあたる年齢の選手達に声援を送った。
 この世は無常、滅せぬものはない。始めあれば終わりあり。在学中は戦時下、学半ばで学徒動員、造船所で勤労奉仕、また航空兵、予科練を志願、滅私奉公、国のために青春を捧げた同期生、当年83歳。高齢化により今回の集いを以て、幕引きをすることとした。

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 同期会は、開会挨拶、続いて物故者へ黙祷を捧げた。その後経過報告があり、参加者は記念写真に納まり懇親会となった。記念に全員で色紙に寄せ書きをした。乾杯の後、近況を報告しあい歓談を楽しんだ。参加者には記念品・おみやげが配布された。
 閉会の挨拶の後、校歌、六甲おろしを高唱し、互いの健康長寿を約し有終の会を閉じた。
 (木村昌三)

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