関大法曹会
136人が出席し盛大に 司法試験合格者祝賀会
10月12日、大阪新阪急ホテルで、関大法曹会(小松陽一郎幹事長)は、定時総会を開催し、同会の決算、幹事改選、次年度の50周年式典開催などの各議事が承認され、同会が主催する司法試験合格者らのための事前研修などについての会務報告がなされた。
また、関大法曹会と本学法科大学院とが今後とも密接な連携協力の下で法曹養成に尽力し、そのための事業を行うことを内容とする覚書についての調印式が執り行なわれた。
引き続いて大学との共催による本年度司法試験合格者祝賀会が開催され、本学法科大学院出身合格者32人中29人、本学出身で他大学法科大学院出身者21人中17人、関大法曹会および学校関係者90人、総勢136人が出席する大変賑やかな祝賀会となった。
冒頭、上原洋允理事長は、大学と関大法曹会との連携強化のもと合格者は修習生活に勤しむべきこと、楠見晴重学長は、本学校章の「葦」とパスカルの名言(「人間は考える葦である」)に触れつつ、法曹として正義感・倫理観を養って欲しいこと、寺内俊太郎校友会長は、権力より正義を護る学風の維持に務め、全国40万の校友の存在を意識して絆を深めて欲しいことなど、各来賓が合格者を激励する挨拶の後、田栄司法学部長が乾杯の発声を行った。
さらに、各自が懇親を深める和やかなひとときの後、学長からの記念品贈呈が行われ、その後、法科大学院特別顧問教授である滝井繁男元最高裁判事、久保井一匡元日弁連会長から、合格者へ心のこもったお祝いのスピーチ、池内清一郎大阪弁護士会副会長、校友会副会長で元大阪弁護士会会長の小寺一矢元幹事長からは、昨今の修習生を取り巻く厳しい環境などを踏まえた励ましの言葉などが相次いだ。
宴もたけなわとなったころには皆が肩を組んで逍遙歌を斉唱し、締め括りは評議員会議長の児玉憲夫元幹事長からの激励の挨拶で、散会となった。(山﨑 浩)