関大学部二十七年会
躾をテーマに教育問題を聴く 二大行事の一つ秋の総会で
10月22日、関大学部二十七年会(畑下辰典会長)の22年度総会を、肥後橋の徐園で、総員23人が出席して開催した。
高齢の学友が一堂に会して健康を確認できる秋の総会と、スプリングフェスティバルに協賛した家族会が年間の二大行事である。
総会には、来賓に本部から古川副会長はじめ、学友の法人顧問羽間氏を迎え、開会した。議事では、事業ならびに収支決算の報告が上程され、承認した。
第2部では、校友で森友学園理事長の籠池靖憲氏を講師に招き、「日本人のDNAを研鑽する教育力」をテーマとする講演を拝聴した。幼児教育が如何に大切か、家庭教育に連動する企画を含めた教育方針のもと、高き志、固い信念、強い実行力により日本人のDNAを呼び起こす幼稚園教育の実践を、映写を交えて解説され、迫力のあるインパクトのきいた講話を拝聴でき、心強いかぎりであった。
第3部は、会場をかえて懇親パーティーに移り、羽間顧問のスポーツ談義に続いて、各テーブルからスポーツと国家試験についても合格率の向上に力点をおいて推進することを強く求められた。
意見交換のあと、名誉教授田中昭平氏の発声で万歳を高らかに唱和して、散会した。(畑下辰典)