平野支部
ルーツは江戸時代の平野郷 藪田教授が関大の歴史を講演
11月20日、22年度平野支部(田中義信支部長)総会が、寺田町フェイセスゲストハウスで開催された。第1部総会では役員改選、会計年度変更を含む1.6号までの議案が審議され、了承された。
続いては第2部講演会。講師は文学部教授であり大阪都市遺産研究センター長の藪田貫先生。演題は「平野郷と関西大学」。関西大学の歴史について、「長き歴史」の意味するところを約45分にわたり、ソフトでありながら情熱的な口調で語っていただいた。
「大阪には適塾・懐徳堂を原点とする大阪大学と、泊園書院の流れを汲む関西大学。これ以外に大学はなかったんです」。1886年関西法律学校開設から更に遡り、一体どのような結末を向かえるのだろうかとスリリングな展開に身を乗り出すが、その源流は江戸時代の平野郷・含翠堂にたどりついた。関大のルーツ・平野。感動。そしてなぜだろう、感謝。
最後に、ド迫力の学歌斉唱をリードいただいた応援団OB長柄会・馬渕純一幹事長はじめ今回も当平野支部の総会をあたたかく温もりのあるものにしていただいた来賓の皆さま、ありがとうございました。(長野隆哉)