貝塚支部
上岡会頭が郷土史を講演 ミニSL製作の会員も話題
11月21日、市内レストランで貝塚支部(岡本俊彦支部長)の総会・懇親会が貝塚商工会議所上岡会頭、渡邊校友会組織部長らを来賓に迎え、20人が出席して開催された。
1部総会では、校友会の各種開催事業の出席状況や1年間の会計収支報告を行い、渡邊部長から大学と校友会の近況や、全国組織代表者会議で発表された支部活動の新しい動きなどのアドバイスもあり、当支部の活動の参考にさせていただくこととしている。
続いての公演では、貝塚郷土史研究の第一人者である上岡会頭に、紀州根来衆と貝塚との関わり、貝塚御坊願泉寺(ト半さん)の駕籠などになぜ上野寛永寺以外では唯一、徳川葵の紋所を使用することが許されていたのか、大阪湾南部の古称が「茅渟海」と呼ばれるのは茅渟鯛が釣れるからではないですよ、など興味深く楽しい講話を聴くことができた。
校友のトピックスとして報告されたのが、ミニSLの製作・試乗会で関西一円の子供たちから引っぱりだこの西松多佳良校友(32学経)。
西松さんは、金属加工の第一人者であり、会社役員退任後、自宅でミニSL製作に専念されている経済学部出身の技術者!?である。
子供たちを乗せた客車を牽引する機関車C62の、精密で本物そっくりの出来栄え(12分の1)と、力強く走る姿はとてもかわいくて、全てが手作りであることから「となりの人間国宝さん」に認定された。
今、2号車・3号車の製作も進んでおり、将来、校友会貝塚支部の冠事業としてイベントを企画したいものだと思っている。(支部長 岡本俊彦)