千葉支部
活性化のなか創立30周年を祝う 神田支部長ほか新体制がスタート
千葉支部(杉原賦彦支部長)の支部創立30周年記念・平成23年新春総会は、2月5日に来賓として日根直人代議員会議長・首都圏支部連合会名誉会長、古川好男副会長ほか首都圏各支部長ら迎えて市川市のサンシティで開催された。
第1部総会では杉原支部長(昭39法)から2期4年を「知っていただく支部活動」のスローガンの下、関大誌への投稿・支部便りの発行などPRに努めた結果、30周年に相応しく今回は50人近い参加申し込みがあり、女性校友も2人参加を得られるようになったなど支部活動の活発化が報告された。
続いて、当支部創立者であり、初代支部長の日根氏から、支部創立時の苦労話や支部が熟年化していると含蓄のある激励をいただいた。古川副会長から「強い関西大学を支える元気な校友会」の会是の下、地域社会に貢献する活動や、受験者状況からみた高い人気度など心強いお話を、東郷事務局長から国際プラザ・海外オフィスの設置など母校の国際化推進の様子が報告された。石山東京センター長からは、東京センター内に校友の利用できるクラブが設置されると発表があった。ここで松岡寛氏(昭34文)から当支部創立当時の新聞コピーが配布され、創立の意気込みと共に創立日(12月12日)が判明し記念総会に花を添えた。
議事の役員改選では、神田万久支部長(昭45工)ほか新役員が満場一致で選出され、杉原前支部長に花束が贈られ労をねぎらった後、神田新支部長から力強い就任挨拶がなされた。同好会活動の報告では、ゴルフ同好会前川義男幹事(昭40商)から、女性の参加も得たコンペの実施報告と、コンペを年2回から3回に増やすので更なる参加をと呼びかけがなされた。写真同好会江口昌成幹事(昭39工)からは今後「風景と温泉を楽しむ会」と改称して写真愛好者だけでなく旅行や温泉を楽しむ校友の参加を得て交流を深めたいと呼びかけがなされた。
30周年記念のメインイベント、木原國夫東京洋書(株)会長(昭31法)の「私の履歴書」と題した講演へと移った。「今を凌ぐなべ底景気の就職難の中で社会人としての第1歩をスタートした。転職を重ねる苦労の中で努力と工夫により、商売・経営のノウハウを習得、また人縁・人脈を築いた。いよいよ独立し、現在の会社を起業・発展させた。今があるのは人の温かさと努力の結果である。今は音楽活動を通じたボランティア活動に生きがいを感じている」と話された。これらの話に参加者は強い感銘を得、現在就活中の学生にも聞いて欲しいとの声も聞かれた。
第2部懇親会は、大澤基宏氏(昭36法)の発声で乾杯、ディナーを味わいながら懇親が深められた。この中で急遽「7光会」が組成され、記念撮影に思わず目を覆う一場面が現出した。お待ちかねのくじ引きへと移り、1等は任天堂ゲーム機「Wii」、その他高級賞品が続き、当選者は孫や家族への土産ができたとにっこり。
その後、初参加者の紹介へと続いたが、あまりの盛り上がりに予定していたカラオケタイムは時間切れで残念ながら中止となった。懇親会は逍遙歌を高唱し、終宴となったが、今年もここで終わるはずがなく恒例の2次会へ繰り出した。30周年記念でもあり貸切の会場・家庭料理店「舞堵」(店主坂本行秀校友・昭41法)は、日根初代支部長や女性校友の参加もあり超満員となり、さらに親睦を深める中に夜も更けていった。(広報担当 池田光夫)