関大法曹会
創立50周年記念総会に154人 平成23年度試験合格者祝賀会も
10月14日に大阪新阪急ホテルで、関大法曹会(小松陽一郎幹事長・昭51院修私)は、創立50周年記念総会を開催し、正副幹事長改選、幹事改選、創立50周年記念誌発刊特別会費徴収及び同会の決算の各議事が承認され、同会が主催する司法試験合格者らのための事前研修、記念誌発刊、記念ゴルフ大会などについての会務報告がなされた。
その後、創立50周年を記念し、校友の市川訓敏法学部教授によるスライドを使用した「関西法律学校の創立とその精神」をテーマとした講演が行われた。本講演は、校祖児島惟謙をはじめとする関西大学のルーツや法律学校としての発展の歴史を改めて学ぶことができ、まさに50周年記念にふさわしい内容であったと、好評を博した。
祝賀会の冒頭、上原洋允理事長は、合格者に対し自己研鑽し、依頼者から信頼を獲得できるようになって欲しいこと、楠見晴重学長は、権力から正義を護れという建学の精神をいつまでも忘れずに、法曹として活躍していって欲しいこと、寺内俊太郎校友会長は、校友の諸先輩との絆を大切にしていって欲しいことなど、各来賓が合格者を激励する挨拶の後、吉田栄司法学部長が「関大法律事務所構想」の実現を強く期待するとされて乾杯の発声を行った。
宴もたけなわとなったころには、皆が肩を組んで大阪弁護士会元副会長の辻口信良会員の前口上で逍遙歌を合唱し、締め括りは評議員会議長の児玉憲夫元幹事長からの激励の挨拶で、散会となった。(箕浦 茜)