関西大学会計人会
公認会計士の吉永校友が研修講演
11月7日に関西大学会計人会(田中成人会長)は、研修会・総会・懇親会を大阪キャッスルホテルで開催した。
第1部は、研修部主催による第14回認定研修会で、研修時間2時間、約40人の参加者を迎えて実施した。
今回の研修テーマは「わかりやすい経営会計-中小企業経営者が元気になる-」で、講師は校友の公認会計士・税理士の吉永徳好先生だった。先生は会社立ち上げから企業成長のための経営管理、財務管理に精通されている。
会計データを税務当局・金融機関へ提出するだけで終わらせるのはもったいないとされ、生の会計データを経営に役立たせるように取り組むために、損益分岐点分析・資金別貸借対照表等の分析や作成を行い、金融機関の見方を意識して経営改善計画作成・月次決算の早期化が必要であると解説された。わかりやすい例を示しながらの研修は実務に大いに役立つ研修内容であった。
第2部の定時総会には、古川好男校友会副会長、上原洋允理事長、楠見晴重学長はじめ多数の来賓をお迎えした。石川昌司参与他、物故会員を偲んで黙祷、学歌斉唱を終え、田中会長の挨拶の後、議事に入った。
事業報告・収支決算報告の議案の他、役員選任規定の明文化・追加就任依頼の件等の議案が提出され、多数の活発な意見が出た後すべての議案が承認可決された。
参加者全員で記念撮影の後、第3部の懇親会に入った。上原理事長、楠見学長の祝辞をいただいた後、名誉会長に推挙された中村参与の発声による乾杯で和やかに懇親会が始まった。
新入会員と初参加の会員の紹介があり、本年も山口県より遠路参加してくれた、応援団長であった松本直樹校友の指揮で逍遙歌の合唱を行い、懇親の宴は盛大なうちに散会となった。 (副幹事長 長谷川孝夫)