京都支部
遍照寺と平安郷を散策 「歴史街道を歩く会」開催
京都支部事業委員会主催で「歴史街道を歩く会」が11月27日に開催された。13人がJR山陰線の嵯峨嵐山駅に集合して、小春日和の中を京都散策に出発となった。
最初に訪れたのは、真言宗御室派準別格本山の広沢山遍照寺。その歴史は古く、平安時代中期の989年に寛平法皇(宇多天皇)の孫の寛朝僧正が広沢池畔の山荘を寺院としたことに遡る。ご住職様からこのお寺にまつわる興味深い昔話を聞いた後、ご本尊等の仏像をすぐ近くで見る機会があった。
広沢池平安郷に移動し、秋の一般公開日に風情ある庭園を見学し、野点でお茶とお菓子をいただいた。
池の側にある民宿わらびの里で昼食。お弁当には、新鮮な鯛のお造りや季節の野菜などが彩りを添えていた。また美味しい柿も出て豪華な宴会となり、初参加の校友だけではなく、常連の校友もお互いに打ち解けて、散会となった。(栗山裕也)