活発な支部活動

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藤井寺支部
古市古墳群などの魅力 天野関学大講師が講演

 12月3日、料亭こもだで、来賓・会員合わせて35人の出席を得て、藤井寺支部(國下和男支部長)総会を開催した。
 最初に、天野末喜関学大講師から「百舌鳥・古市古墳群の魅力」と題する講演をいただいた。同古墳は、昨年11月ユネスコの世界遺産暫定リストに登載されたが、講師は、同古墳の魅力について、考古学的見地から詳細に説明された。

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 3世紀中頃、日本に誕生した巨大前方後円墳が、世界史上貴重な文化遺産であることは明白である。古墳をはじめ日本の政治・経済・文化の中心であった時代の、この輝かしい故郷の歴史を将来に結びつけるものとして学びとり、それを未来につなげていくという意味で、単なる「歴史から未来に」学ぶというにとどまらず、「歴史を未来へ」つなぐとうい積極的なものとして捉えることにより、現在の日本の閉塞社会を打破し、将来への跳躍の第一歩にすることができると判断した。
 総会では、学歌斉唱、國下支部長の挨拶に続き、渡邊泰之校友会組織部長から、母校の近況報告等の祝辞をいただいた。
 議案は、すべて原案どおり承認された。懇親会では、各支部の近況が紹介され、逍遙歌の後、万歳三唱で終了した。 (副支部長 山田正雄)

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