活発な支部活動

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一高同窓会
幸せ一杯の事業見学会 明日香から奈良を巡る

 行楽日和に恵まれた12月4日に一高同窓会(会長小坂圭一)の23年度事業見学会が行われ、3期の古川富量氏から56期の堀内佑亮氏まで幅広い層の同窓生が参加された。
 ご夫婦や親子の参加もあり、午前8時、チャーターバスに乗り込んだ31人は、最初の目的地・飛鳥資料館で古代史の懐古。次の万葉文化館では、飛鳥池工房遺跡より出土した富本銭は683年鋳造のわが国初の銅銭に当たる(驚きの声=708年鋳造された和銅開珎がわが国初?)ことを知る。そして、万葉歌にちなむ150余りの創作日本画で目を保養。続いて、天智天皇時代までの第一期の歌人の一人である額田王が演じる万葉劇場で「人の思いが言葉となって、言葉は人の心を打つ歌となる」は、古今東西・老若男女を問わず、歌は人の心の拠りどころになっていることを再認識した。

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 昼食会場の池利三輪素麺茶屋で、一高同窓会奈良クラブの会員13人の皆さんと合流。そこに山本彰先生(英語・母校OB教員)の姿もあり、昔の懐かしい思い出が甦ってきた。山本先生、参加くださいまして本当にありがとうございます。また、同級生との再開に驚きと感動の場面もあり、同窓会員に元気と励みをいただいた。前会長の田中義昭氏(15期)の言葉『学縁』(学園)を拝借すると、母校が取り持つ人の繋がり、まさに『学園』関大一高だと感謝している。
 会食では美味しい素麺懐石をいただきながら、母校が進化発展する話題や昔話に花が咲き、瞬く間に時間が過ぎていった。
 奈良市内に移動して、春鹿酒造(今西清兵衛商店)の工場見学、そしてお待ちかねの試飲タイム、余りの美味しさに盃の空く数はどんどん増え、お口の方も滑らかに楽しい時間を過ごした。ここで奈良クラブの皆さんと別れ帰路についたが、本当に幸せ一杯の一日であった。  (第21期 豊島光男)

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