京都支部
2年ぶりに朝稽古見物 他支部にも声をかけては?
「今朝は冷えまんな!」などと、白い息を吐きながらバスに乗り込む、家族連れや知人を誘っての総勢20人近くの団体だ。昨年は中止となった大阪場所だが、今年は開幕2週間前の2月28日、大阪市鶴見区放出に部屋を構える三保ケ関部屋の朝稽古に向かう。当部屋の親方は元大関増位山関。この親方、現役時代は、日本中の特に女性ファンを魅了した喉を持つ、知る人ぞ知る演歌歌手であり、米澤校友(43経)の実弟である。
およそ20数年前から京都支部(牧村史朗支部長)の恒例となった、場所前の「朝稽古見物とチャンコ鍋を囲む会」。この行事は、年々参加者が増加。今年は2年ぶりとあって、谷町よろしく貸切バスのチャーターと相成った。
若いお相撲さん達の張りのある巨体の激しいぶつかり稽古は迫力満点、満身の力の籠った朝稽古に、俄か谷町は大満足。
締めは、お相撲さんが作る「チャンコ鍋」に舌鼓を打ち、帰りには親方直筆サイン色紙と番付表を手に、これまた大々満足の一日だった。
「来年は、お相撲さん達の番付も上って、TV観戦出来るかな?」「京都支部だけでなく他支部にも声をかけては」との、参加者達の声もしきり...。(竹内孝治)