活発な支部活動

活発な支部活動

四條畷支部
「稲むらの火の館」や紀州漆器の黒江町見学

 四條畷支部(櫻井孝雄支部長)では、5月27日に和歌山県湯浅町、広川町、海南市を巡るバスツアーを実施し、25人が参加した。
 高速道路を南下すること1時間半、湯浅城に到着。天守閣からは、海・山・街・風力発電・みかん畑などを一望し、館内の見学を終えて昼食となった。地元の名物料理「しらす丼と刺身」を堪能した。
 食後、広川町「稲むらの火の館」濱口梧陵記念館へ。「これはたゞ事ではない」で始まる小學國語讀本(尋常科用)にもなった。庄屋、五兵衛(梧陵)は、今まで経験したことのない地震に津波を予知し、自分の田に積んでいた稲むら(稲束)に火を放ち、村人を災害から救った。

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 被災した村人には食(米)を与え、住居を新築し、漁具農具を配給した。後の津波に備えるため、私財を投じて長さ600mの大堤防を築き、工事に村人を雇用してむらの復興を達成した。梧陵の見事なリーダーシップに感動した。
 防災センターでは、3D津波シアター、体験実験室、多くの防災資料を見学。改めて地震・津波の恐怖と防災の重要性に、心を新たにした。
 この後、日本三大漆器の街などを散策して帰路についた。(副支部長 三木 宏)

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