2012年7月アーカイブ

新しい対話の場

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                                  (関西大学外国語学部 正高杜夫)

 関西大学を休学して、ベトナムのホーチミンでインターンシップをしている者です。先日、そのホーチミンで関西大学の同窓会「サイゴン千里会」が催されるという話を耳にし、海外で活躍される先輩方のお話を聞きに参りました。校友会の方々も出席されるということでしたので、そのご縁で、このように筆をとる機会を頂いています。このスペースで、そのサイゴン千里会、また国際インターンに関して少しだけ思う所を綴らせて頂きます。
 私は大学という組織を一時的に抜け、ベトナムに来てからというものの、様々な国籍、人種、年代の方々とお話をさせていただく機会がありました。サイゴン千里会も、海外で活躍される関西大学のOBの方々とお話をさせていただけるよい機会となっています。そのような中でひとつ気付かされたことがあるのですが、それは大学生同士のコミュニケーションの型の奇妙さというものでした。
 ベトナムで私が仕事仲間や先輩方と話すたびに、なぜか必ずと言っていいほど話題に上ることに「ベトナムに来た理由」や「将来の希望」といったことがあります。そのような話題に根付いた会話の中で私は、それぞれの国籍、人種、年代の様々な立場から真剣な受け答えを頂くことが出来、そのたびに、新鮮な驚き、喜び、落胆がありました。
 一方、大学に在籍していた時にはそのような真摯な受け答えというものが得られなかった経験があります。私が一年間海外に出るということは個人的に大きな決断であり、在学中にはよく学部の仲間、サークルの友達にその旨を相談しました。そこで帰ってきた返答というものはどこか無責任、人間関係にヒビを入れたくないから当たり障りのない返答をしておこう、そういった示唆をもつものです。「へーすごいね」や「やったらいいじゃん」という返事を何度聞いたことか。ネット上で、気持ちのこもってない「いいね」で意思疎通が図れるような気がしてしまう時代という事も、あるかもしれません。学生同士の人間関係という中では、どこか希薄で、嫌われなければいい、小さなコミュニティでひとつのポジションを築けていればそれでいい、そういった考えのもとに対話が行われ、自分の主張をしっかりと相手に届けるといったことが難しいのかもしれません。
 しかしながら、学生が良い大人として成長をしていくということは、自分のいたらなさ、欠点を知りそこを改善していこうとする努力から始まるのではないでしょうか。学生間のお互いの欠点を馬鹿にして笑いあう会話の中だけでは、自分の至らないところを会話の中で気づき、うけとめて、向き合おうとする気持ちが生まれづらいのではないでしょうか。
 関西大学校友会の方々、教授方が、「サイゴン千里会」のように、学生により多くの気づきをもたらすコミュニケーションの場を提供していただけることを心より願ってやみません。

 体育会自動車部OB会(小笹徳左衛門会長)の24年度総会が、7月29日に千里山キャンパス100周年記念会館内レストラン紫紺で開催された。
 小笹会長(41法)から挨拶と北嶋名誉顧問のメッセージの代読等があった。
 続いて各担当役員より会務、会計等の報告、承認の後、体育OB会が、本年3月から「体育OB・OG会」と名称変更したのに準じ、「体育会自動車部OB・OG会」に名称変更する事を満場一致で承認した。
 また、松本有司会計補佐(平16工)が、本年4月からシステム工学部技術職員に採用された事も紹介された。
 続く懇親会は、橋本守之理事(37法)の乾杯で開宴。出席OB・OGから近況報告や昔の武勇伝自慢があり、皆青春時代にフラッシュバックし、時の経つのも忘れ多いに盛りあがった。(事務局長 種橋 潤・46社)

 6年前支部開設以来、市民公開講座や千里山・堺キャンパスで開かれる行事に物産展を精力的に運営してきた橋本支部。堺キャンパス祭にて
 本年度は地域へ母校関西大学をアピールする地域活動支援事業と広報に力をいれ取組み始めている。市立小学校夏祭りなどの行事に校友の道具を持ち寄りボランティアでブース出展や活動を行い、その模様をSNSのfacebookページ「関西大学校友会橋本フェイスブックコミュニティ」を開設、地域で活動する校友の今を伝え相互交流する試みをスタート。
 橋本市教育委員会の協力を得て、実施希望小学校を選定し、ライフジャケットの必要性と着用の楽しさを知ってもらうため、小学校のプールで水上安全教室「夏休みカヌー体験会」を開催、また、植島副支部長を中心に初の試みとのレクリエーション吹き矢体験は大変な盛況ぶりであった。
 本年度中に実施できなかった小学校は次年度優先的に開催する予定である。
 まだまだ試行錯誤、課題もあるが、社会連携を通じ地域へ関西大学校友会活動を広報し支部校友拡大に橋本支部は取り組みだしている。

夏休みカヌー体験会

 富山県支部(山本勝徳支部長・45法)の24年度総会・懇親会は、7月28日に富山市のオークスカナルパークホテル富山で開き、20人が参加した。全員で学歌を斉唱し、議事に入った。
 山本支部長は、支部の歩みや現状に触れ、「勢いのある支部を築き、母校の発展に寄与したい」と挨拶。高橋正幹事長(47法)が本年度からスタートした年会費の納付状況を報告したほか、会則の一部改正を承認した。

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 本年度の活動方針として、総会への参加者増、年会費の納入促進、現役学生らの活動支援を決めた。次期総会も富山市で開催するほか、10月21日、六代目桂文枝襲名披露富山公演を祝い、会場にスタンド生花を飾り、母校および校友会支部をアピールすることも決めた。
 来賓挨拶では、古川好男校友会副会長が、サッカーのゴールキーパーとして出場したメルボルン五輪(昭和31年)の体験を基に、大学のスポーツ施設拡充や選手・指導者育成の必要性を力説された。
 懇親会に移り、来賓の畑勝美事務局長代行が乾杯を発声。平成卒校友のスピーチをはじめ、今回初企画のお楽しみ抽選会で盛り上がった。長尾治明校友(52院社)が中締めし、再会を約束して閉会した。(幹事長 高橋 正)

 香川支部(川北文雄支部長)の24年度総会が7月28日、高松市のJRホテルクレメント高松であり、総勢107人(うち平成卒と現役は34人)が「確かめよう青春・深めよう友情・高めよう母校愛」を合言葉に集い、旧交を温めた。
 今年は支部創立88周年を記念し、真言宗善通寺派管長(総本山善通寺法主)で四国八十八ケ所霊場会総裁も務められる樫原禅澄大僧正を特別ゲストに招いたほか、寺内俊太郎校友会長、高松市出身の上原洋允理事長、四国・岡山の各支部代表、松浦康隆立命館大学香川県校友会長らを来賓に迎えた。
 88周年にちなんで、樫原大僧正が「四国遍路にみる人生」と題して記念講演。「遍路道は山あり谷あり。お四国を歩けば、人生そのものを体験できる」と歩き遍路の素晴らしさを説いたほか、大僧正のご好意で「日日是好日」としたためられた直筆の色紙が出席者全員にプレゼントされるサプライズもあった。
 総会では役員改選があり、川北支部長(40法)の再任が承認され、新体制がスタート。懇親会は、女性校友と初参加校友のスピーチのほか、かがわ源平紅白キャラバン隊によるアトラクション「さぬき源平物語」が披露されるなど、終始和やか。現役4回生で第90代応援団副団長の藤川真志さん=高松市出身=のリードで逍遙歌を斉唱し、万歳三唱で締めくくった。
 3日後には、総会の模様を記録した記念写真集(A4判、12ページ)を"突貫編集"で仕上げ、出席者に発送した。
 香川支部は、香川県人会として大正13(1924)年に発足。昭和10年に香川支部と名称を改め、現在に至っている。(山下和彦)

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 北九州支部(坂口勝利支部長)では、7月28日リーガロイヤルホテル小倉で総会を開催した。田中校友会副会長、花田九州地区支部連合会長をはじめ、福岡、山口、佐賀、熊本の各支部から来賓8人をお迎えし、支部校友40人(うち平成卒11人)、合計48人が出席した。
 今井明美(56法)副支部長の英語による意表をついた開会スピーチが、会の雰囲気を明るいものへとシフトさせた。そして、

  • 盛り上がり企画①

  •  「現在の千里山キャンパス・その周辺」の写真30枚を会場内に掲示=小嶌俊一さん(54経)のご好意で提供されたもの。
     先輩たちの声「何処か、ようわからん。変わったなぁ~」、後輩たちの声「へぇ~懐かしいなぁ。あまり変わってないなぁ~」。これら写真は、会の盛り上げに大いに貢献した。
  • 盛り上がり企画②

  •  総会の恒例となった「校友による講話」に平成卒が初登場。野口智行さん(平8法)が、「ドナー(骨髄)登録しています!」という題目で、自身の骨髄を提供したその実体験と思いを語り、ドナー登録を呼びかけた。
     講話後の活発な質疑応答では、「もっと話を聴きたかった」との声が上がった。
  • その他盛り上がり企画

  •  ①初参加者等の紹介。
     昭和44年卒の大先輩から平成21年卒の美しい女性まで、今回は6人の校友が登壇。各々の自己紹介に大きな拍手で歓迎した。
     ②お待ちかねの抽選会。
     抽選会が始まって暫くして、「なぜ、自分は当たらないのか?」との先輩の声。「これで運を使い切らないようにということではないですか」と後輩の声。とその時、「やったー!」先輩の大きな声。良かったですねぇ~。
     ③大震災支援チャリティー。
     福岡千里会が東日本大震災で被災した関大生の学費の一助とするために企画したもの。Tシャツ20枚程を販売。すぐに完売となった。さすが!北九州支部。


     締めは、やはり逍遙歌。榎田守男さん(47商)の口上、そして全員の大合唱。完全に決まった!(幹事長西原正人・53学経)

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     文化会能楽部のOB・OGで組織する瓢謡会(桝井俊司会長)の24年度総会が、7月22日に豊中不動尊で開かれた。参加者は桝井会長、顧問の深井麗雄政策創造学部教授をはじめOB・OGについては15人であった。
     活動報告や新入部員の紹介、役員選出、第44回関大能(12月9日開催予定)への財政的な援助、そして来年の創部90周年に当たっての記念行事などが議題にのぼった。こうした議論を通して、現役部員の減少やクラブ行事に出席するOB・OGが少なくなっている傾向がみられること、さらにはクラブのあり方など様々な課題が見えてきた。それを現役部員とOB・OGの間で共有することができたのではないだろうか。能楽部の発展のために大変有意義な総会となった。

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     続いて、素謡・仕舞の会が行われ、素謡が二番、仕舞が四番、OB・OGによる連吟が一番という内容であった。現役部員はOB・OGの厳しくも温かい目で見守られるなか、関大能への決意を新たにする良い機会になったのではないだろうか。
     その後、今年度から懇親会が行われた。現役部員とOB・OGとの間で能楽部の昔と今、そしてこれからに向けた話に花が咲き、交流がはかられた。(高等部・宮崎亮太)

     経済人クラブ(西村太一会長)では、第196回特別例会として、7月21日に神戸酒心館で第2回酒蔵コンサートを開催した。
     昨年の谷本華子バイオリンコンサートに続き、今年はフルートデュオコンサートに南部やすか、山本アキを迎えた。

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     開演間近、突然のゲリラ豪雨に見舞われながらも満席での幕開けとなった。クラブ会員を始め、校友及び関西各界で御活躍中の名士、政界からは浜本宏衆議院議員、音楽界からはマスコミで人気の中国古箏奏者*丑芳氏など、昨年にもまして90名を超える参加者で盛会となった。
     プログラムは、ベニスの謝肉祭による「変奏曲」、「偏奏曲」等ユニークなクラシックの名曲や馴染みやすいポップスや歌謡曲をアレンジした酒宴のメドレー等独創性に溢れたもので、南部やすか氏の流麗な演奏に聴衆はひと時、桃源郷に誘われた。
     第2部の交歓会は、灘の銘酒「福寿」を味わいながら懐石料理を楽しみ、名刺交換や、親しい校友同士、家族参加の会員の和やかな語らいに、真夏の宵はふけていった。
    最後にフルートとピアノの伴奏に関西二期会バリトン歌手伊藤正氏による歌唱指導を頂き、全員で「時代」「見上げてごらん夜の星を」の2曲を酒蔵に響くほど大合唱した。(若手会幹事 長谷川真理)

     7月21日に千里山キャンパス内のイタリアンレストラン「チルコロ」で、住之江支部(籠池靖憲支部長)の第4回総会を開催した。議長職は籠池支部長が務めた。

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     田中義昭校友会副会長ほかの来賓の出席をいただき、会員を含めて20人で、ささやかながら、楽しい総会だった。
     千里山キャンパス内での初めての総会で、出席会員の中には「卒業後初めてで、懐かしい」とか「随分変わってしまったけど、立派になったな」との感想もあり、学生時代に逆戻りしたような気分に浸った。
     ハイキング同好会は、9月8日にサントリー山崎工場見学と約4キロの水無瀬神宮ハイキングを予定している。(幹事長 塩田憲治)

     宝塚支部(兼丸秀樹支部長)の「宝塚の歴史を訪ねる会」では、6月16日に「源平合戦と宝塚」と題しセミナーを開催した。1-20120616_takaraduka.jpg
     NHKの大河ドラマ「平清盛」にちなみ、源氏と平氏が覇権を争う時代に焦点を当て、多田神社、満願寺、中山寺、清荒神など、その舞台を宝塚と近隣に絞り込んだ内容である。興味深い話に質問が続出し、時間を超過して、いつもながらの校友・直宮講師のわかりやすい説明に、楽しい学びのひとときを持つことが出来た。

     7月21日には「ジャズとワイン1-20120616_takaraduka02.JPGの夕べ」を開催。阪急逆瀬川駅前の「びすとろYOSHIDA」のマスター吉田さん(47商)の厚意により、支部会員のためのジャズセッションで、3人のミュージシャンの生演奏の醍醐味の中で、美味しいお酒と料理、そしてライブを楽しんだ。演奏者のうち、サックスの前田実さん(平10法)とも交流が出来て会員一同大いに盛り上がった。


     今年度後期には次の2事業を予定している。是非ご参加下さい。

  • ハイキングの会
  •  
     10月21日(日)9時45分、阪急電車中山駅・山側改札口=中山連山の一般的なコースで、奥の院から清荒神へと眼下に宝塚の町並みを、遠くに大阪平野を望みながら、快適なコースを歩く。総会案内と併せてお送りするチラシにてお知らせ致します。
  • 葦水寄席

  •  25年2月17日(日)で調整中=昨年も大好評の関西大学落語大学OBによる落語で、第3回目となる。市民の方へも参加を呼びかける。

     開催場所等詳しくは、機関紙「関大」1月号への折り込みチラシにてお知らせします。(平15文 児玉美知子)

    1 目的
     校友会では、「会員相互の交誼を厚くし母校関西大学の隆盛を図る」ことを理念とし、校友意識の高揚と母校支援をはかり、母校愛を具現化する活動を推進している。特に、校友会の基盤である校友会組織においては、校友同士の絆を深めるとともに、地域と社会に貢献することが、母校および校友会の活性化を促すと捉え、地域や社会に根差す様々な諸活動を展開している。
     これら、地域社会に寄与するとともに、母校の名声を高め、母校および校友会の発展につながる社会連携活動について、校友会登録組織より申請があった場合、その活動に対して活動費を助成することを目的とする。

    2 助成対象期間
     平成24年4月1日から平成25年3月31日までの間に実施される事業

    3 事業の申請および審査
     校友会長宛て、助成金申請書、事業計画書、事業予算書ならびにそれに付随する関係書類を事前に提出するものとする。
     組織部において、申請のあった活動について、活動内容が関西大学校友会の理念に基づいたものであり、かつ、地域や社会に寄与する活動たるものかを考慮し、審議・決議するものとする。

    4 助成対象事業
     (1) 学術・文化・スポーツ事業
        市民公開講座、学術講演会の開催
        健康・スポーツ啓蒙活動
        音楽・演劇会、上映会、写真・絵画展の開催など
     (2) 地域まちづくり活動
        安全安心・防災訓練、キャンペーン活動
        まちづくりワークショップ、シンポジウムの開催など
     (3) 地域ボランティア活動
        市民まつり、市民イベントへの参画
        清掃活動など
     (4) 産学官連携活動
     (5) その他、母校の名声を高める事業

    5 活動予算
     活動申請予算については、年間事業予算を考慮して、組織部にてその都度審議するものとする。ただし、原則として申請予算上限を一活動3万円までとする。
     なお、事業規模や事業内容により、上限以上の助成が必要とされる場合は、正副会長部長会にて審査のうえ決定するものとする。

    6 活動報告
     助成金申請活動については、活動報告ならびに活動収支報告を提出し、組織部にて承認を得るものとし、また、機関紙およびホームページにて報告するものとする。
     その他、上記事項以外で必要な事項については、組織部にてその都度審議するものとする。

     校友会では、「会員相互の交誼を厚くし母校関西大学の隆盛を図る」ことを理念とし、校友意識の高揚と母校支援をはかり、母校愛を具現化する活動を推進している。
     特に、校友会の基盤である校友会組織においては、校友同士の絆を深めるとともに、地域と社会に貢献することが、母校および校友会の活性化を促すと捉え、地域や社会に根差す様々な諸活動を展開している。これら、地域社会に寄与するとともに、母校の名声を高め、母校および校友会の発展につながる社会連携活動に対して、校友会登録組織より申請があった場合、活動費を助成することを目的として、「関西大学校友会 社会連携活動助成金制度」が創設されました。

       「関西大学校友会 社会連携活動助成金制度」の詳細はこちら


     また、地域との交流、連携など、支部として活動を行っておられる場合は、その内容を校友会事務局まで、是非、ご投稿ください。「社会との交流と連携」で、その活動を紹介させていただきます。

     天神橋筋商店街にある関西大学リサーチ・アトリエ前に6月23日、縦2.2m、直径1.8mもある関西大学の大提灯が掲げられた。
     社会的信頼システム創生センターが設置する関西大学リサーチ・アトリエは、開設から約2年が経過し、まちの風景に溶け込んだ研究施設の指示設備をどのように設置するかの検討を行ってきた結果、天神橋筋2丁目商店街にある参詣道を指示する大提灯と同型・同サイズの提灯を関西大学リサーチ・アトリエの前に掲げ、指示設備としたもの。
    関西大学の大提灯
     提灯の設置にあたっては、大阪市北区天満で安政5年(1858年)から続く伝統技術承継事業者である「提灯舗かわい」の協力のもと約2カ月かけて製作が進められた。
     関西大学と天神橋筋商店連合会は、平成19年11月、商店街とゆかりの深い大阪天満宮や天満天神繁盛亭など地域の文化拠点とも連携し、地域全体の活性化を目指す協定を締結しており、今後も様々な活動を行っていく予定である。

     読売新聞社・中央公論新社が主催する第13回「読売・吉野作造賞」は、竹内洋東京センター長の「革新幻想の戦後史」(中央公論新社)に決まったことが6月8日発表された。
    竹内洋東京センター長
     同賞は、政治学者・思想家である吉野作造を、その政治・経済・社会関連の出版物の中で優れた著書を選び、与える賞で、平成13年度から読売新聞社の「読売論壇賞」と中央公論新社の「吉野作造賞」が一本化され創設された。
     竹内東京センター長は、関西大学教授、京都大学教授などを経て、平成22年4月開校の人間健康学部の初代学部長に就任、今年3月まで務めた。4月から現職。専門は歴史社会学、教育社会学。
     なお、贈呈式は、7月10日に東京丸の内のパレスホテルで行われた。

     在阪の自動車業界に従事する校友で組識している自動車関大会(森下功会長)の第47回定時総会が、7月18日に大阪市港区のホテル大阪ベイタワーで79人が出席して開催された。来賓として寺内校友会長、北嶋システム理工学部教授らをお迎えした。
     第1部は、学歌斉唱、会長挨拶のあと議事が進められ、23年度の事業報告、会計報告が満場一致で承認された。
     森下会長は、「自動車業界を取り巻く環境は、エコカー補助金を追い風に国内の新車販売台数は、昨年の東日本大震災の反動とも重なって前年に比べ大きく伸びている。これから更に、東北地方の復興事業も重なり日本経済にも好影響を与えるものと考えられる。地域差はあるものの前向きにとらえ、自動車関大会の皆さんの益々の活躍を期待する」と挨拶した。
    自動車関大会 議事は進み、任期満了に伴う役員改選が行われ、幹事長である瀧川晃氏を次期会長として選出。常任幹事も一部入れ替えがあり、新しい体制がスタートした。
     第2部は乾杯の後、懇親会に移り、テーブルごとに記念写真を撮影。また、今年入った新卒会員6人を紹介し記念品を贈呈。
     恒例のチャリティバザールも開催。出席者からさまざまな出品があり、売り手と買い手の競り合う声が飛び交う中、日ごろは仕事上ライバルである会員同士がこの時ばかりは楽しく和やかなひとときを過ごした。売上金の一部は、大阪交通災害遺族会への寄付に充てられる。(幹事長 中野吾一)

     7月17日、池田市民文化会館で池田支部(古川智支部長)では、32人の校友出席のもと総会を開いた。
     23年度の事業報告並びに会計報告、役員改選案の提案がされ、24年度の事業計画案、予算案が承認された。今回の総会で、永年池田支部に貢献された古川智支部長、水本武幹事長が勇退し、新支部長に井上章氏、新幹事長に石田隆史氏が就任した。
     懇親会には、本部から寺内校友会長はじめ、近隣支部8支部と池田市役所関大会、池田泉州銀行関大会、池田市議会議員ら16人も出席された。
     また、小南修身池田市長も公務多忙の中出席され、支部活動に敬意を表明された。寺内校友会長からは、会長就任から今日までの総括の話に加えて、現在の関大の課題、今後の抱負などが語られた。
     校友である倉田薫前池田市長からは「近況報告」と題して、市長退任後新たに立ち上げられた『薫風政治塾』に関することや、ご自身の最近の活動内容、更に国政の動向等、興味深い話題を提供された。
     藤元箕面支部幹事長挨拶の後、吉本池田市議会議員の乾杯の音頭で歓談に移り、会半ばで恒例の抽選会を行い、逍遙歌と記念写真撮影で終了した。(会計監査 堀 好夫)

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     天六同友会(水上義博会長)第35回夏期研修会は、「加賀百万石の歴史と伝統文化を探訪」と題し、19人が参加した。
     7月16・17日と1泊2日の行程で、8時半に大阪城公園駅からバスで一路加賀に向け出発した。福井県武生ICで昼食を済ませ、北陸道で加賀市橋立町の「北前船の里資料館」を目指した。道中、石川県の観光特使の肩書を持つ宮崎会員から、加賀・前田家の歴史風土文化についてDVDを駆使した詳しい説明があり、一通り理解を深めた。

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     北前船の里資料館では、江戸時代後半から明治時代にかけて大阪と北海道を往復し、莫大な富(一往復一億円の利益)を得た豪壮な船主邸を見学した。次に那谷寺に参拝。奇岩の中に観音様が在る遊仙境を見ながら境内を散策した。
     早めに粟津温泉「辻のや・花乃庄」に到着した一行は、ゆっくり温泉で汗を流した。6時からの懇親会では、親睦を深めるとともに、関大の現況と課題についても話題になった。また、懇親会では、特別参加してくれた金沢在住の野崎哲男君(56商)が、応援団OB長柄会(Ⅱ部)の上符氏の指揮による逍遙歌に感激し、会は大いに盛り上がった。
     2日目は、金沢市内の観光。加賀前田藩の風情を残す「長町武家屋敷」では、谷口和男(40経)ボランティアガイドの熱意のこもった案内をうけた。次に「東茶屋街」を見学し、兼六園で昼食とそのあと散策。最後に金沢の台所「近江町市場」の見学、買い物をし、帰路に着いた。(山中正利)

     富田林支部(杉多弘至支部長)では、7月15日に富田林市民会館で24年度の総会を開催した。
     校友会から田中副会長、近隣11支部から支部長ら役員のご出席をいただき、会員・家族44人が集った。とくに今回は、若手会員の参加をテーマとして呼びかけたところ、平成卒の会員5人が出席。高齢化が進む中、今後に期待を繋げた。
     杉多支部長は、「わが校友会は同じ釜の飯を食った仲間、人と人の"よしみ"。これからも本部、近隣支部と連携、親密なお付き合いをしたい。また、寺内会長が努力され工学博士となられたことは誠に名誉に思う」と挨拶。
     田中副会長からは、大学の近況、学生の動向などの報告。また校友会の諸行事への積極的な参加を呼びかけられた。
    20120715_tondabayashi.jpg 第2部では、大阪商業大学教授の木村雅文先生(昭53院博社)による『現代日本における宗教意識』と題する記念講演。わが国の宗教の歴史と特色、西欧との宗教観の違い、現代社会での宗教の実態などデータ付の資料をもとに解りやすく解説、たいへん好評だった。
     第3部の懇親会では、近隣支部の活動状況の報告、スピーチや恒例の「福引」など盛り沢山なセレモニーでアッと言う間に予定時間となった。
     なお、当支部が2年前から取り組んできた「ゴルフ」と「歴史散歩」の両部会とも次第に参加者が増えてきて定着。今後、さらに会員の増強と親睦・交流に努めたい。(幹事長 秦 純一)

    13日、スロバキアで開催されているFISU第8回世界大学空手道選手権大会において、体育会空手道部の清水希容さん(文1)が女子個人形の部に出場し、優勝しました。
    清水さんは、4月29日の第46回関西学生空手道個人選手権大会と7月1日の第56回全日本学生空手道選手権大会の優勝に引き続き、今季3度目の優勝です。

    能勢町国体記念スポーツセンターのライフル射撃場で開催された、第8回日本学生選抜ライフル射撃選手権大会兼世界大学射撃選手権大会派遣選手選考会において、体育会射撃部が女子団体で総合優勝しました。
    この結果により、山川七海さん(文4)が9月にロシアのカザンにて行われる世界大学射撃選手権大会への出場が決定しました。

     司法書士関大会(中村博会長)では、試験合格祝賀会兼新入会員歓迎会を7月14日に大阪キャッスルホテルで開催した。
     大学から上原洋允理事長、楠見晴重学長ほか関係者6人と校友会の田中義昭副会長らを来賓に迎えるとともに、23年度合格者5人と会員を合わせ総勢46人の参加であった。
     中村会長は挨拶の中で、「近畿圏の合格者が、23年度は17人しか判明せず、会員の方々には寂しい思いをさせた。合格者の学部別内訳は法が9人、経済2人、商2人、文3人、社会1人であった」と報告した。また、今回8回目の合格祝賀会で、合格者の参加者数が過去最低であることにつき、謝罪した。
     引き続き、学校関係者及び来賓の紹介の後、上原理事長は、「司法書士試験は合格率3%の難関国家試験ではあるが、関大卒の司法書士は優秀であると言ってもらえるよう、合格後もしっかり勉強、努力することを要望する」と挨拶。楠見学長からは、司法書士は社会への貢献度が高い職種であり今後の活躍を期待する旨のお言葉を頂いた。
     最後に田中校友会副会長は、合格はゴールではなく42万卒業生の校友会のためにも活躍して欲しいとの挨拶を述べ、合格者全員に記念品を贈呈された。
     今春に黄綬褒章を受章された高橋一夫相談役へ花束が贈呈された後、池内啓三専務理事の発声で乾杯し、歓談に入った。懇親に入り、吉田栄司法学部長より祝辞を頂き、本日の主役である合格者が壇上にあがり、大学時代のサークル活動・エピソード等の自己紹介並びに今後の抱負等を大いに述べてもらった。合格者、学校関係者及び来賓を交えての恒例の記念写真の撮影を行った。

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     ついで、会員を代表して北田五十一副会長が、合格者に司法書士会の発展にも寄与してほしい旨の言葉を述べた。
     最後に、中村博会長のリードで逍遙歌を全員で合唱し、佐竹正康副会長の閉会の辞でお開きとなり、散会した。(幹事長 辻井宏之)

     守口支部(平井治支部長)24年度総会が7月13日、守口ロイヤルパインズホテルで55人が参加して行われた。篠原勝幹事長の司会で開会。平井支部長、澤井良一校友守口市議会議員の挨拶のあと、校友会本部及び近隣支部からご出席いただいた9人の来賓を紹介した。
     議事に入るにあたり石井雅敏氏を議長に選出。事業報告、収支決算報告、事業計画案、予算案をそれぞれ満場一致で承認し、役員改選の議案審議に移った。
     新役員の執行部案は、平井支部長、杉本國雄・山本護・伊藤榮保の各副支部長、篠原幹事長及び柏本喜惟会計監査の6人を再任。新任は守口市役所純正会会長の川部政彦氏の副支部長と、副支部長を退任する伊東章前純正会会長の会計監査就任というもの。この執行部案も満場一致で承認された。
     議事終了後、来賓を代表して古川好男校友会副会長から大学・校友会の現状報告を兼ねた祝辞を頂戴して第1部を終了。

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     第2部は、司会を大西和也幹事にバトンタッチし、まずは恒例の初参加校友から自己紹介のコメントを受けた。今回は、脇田和彦氏お一人だった。
     アトラクションは、フォーティ・ジャズバンドによるジャズ演奏。その後、福引き抽選で盛り上がった後、伊勢重治氏のリードで逍遙歌を合唱。伊藤副支部長の閉会の辞で、楽しいひとときに幕を閉じた。(副支部長 山本 護)

    関西大学では、第5回関西大学「氷の甲子園」ジュニアフィギュアスケート演技会を開催し、あわせて本学のトップスケーターらによるエキシビションを実施します。
    参加費は不要ですが、事前申込が必要です。応募要項をご確認の上、奮ってご応募ください。

    <ジュニアフィギュアスケート演技会決勝、トップスケーターエキシビション>

    日時
    8月5日(日)10:30~15:00
    場所
    高槻キャンパス アイスアリーナ
    (〒569-1095 大阪府高槻市霊仙寺町2-1-1)
    ※当日は、JR高槻駅北口から臨時バス(片道210円)を運行いたします。
    主催
    関西大学
    内容
    午前の部 ジュニアフィギュアスケート演技会決勝
    午後の部 関西大学体育会アイススケート部のトップスケーターらによるエキシビションなど
    ※トップスケーターの詳細については調整中です。お問い合わせいただいても、お答えしかねますので、ご了承ください。
    定員
    一般公募 50組100人(1組2人) 申込多数の場合は抽選
    (注) 高槻市民の皆様は、高槻市ウェブサイトをご覧のうえ、高槻市にお申し込みください。
    申込方法
    はがきに必要事項をご記入のうえ、以下の宛先にお送りください。
    (申込はがきは、お1人様1枚限りとさせていただきます)
    〒569-1095 関西大学高槻キャンパスオフィス内  関西大学「氷の甲子園」事務局 宛
    『5日(日) 観覧希望』と明記の上、以下の事項をご記入ください。
    (1)郵便番号 (2)住所 (3)氏名(フリガナ) (4)電話番号 (5)参加者氏名(2人まで)
    締切
    7月23日(月)必着
    結果発送
    7月27日(金)予定


    注意事項

    申し込みに関して
    • 当選された方のみ、7月31日(火)頃までに郵送にてご連絡させていただきます。
    • 当選発表は、当選はがきの発送をもって代えさせていただきます。個々のお問い合わせにはお答えできません。
    • 当選の権利を当選者以外に譲渡することはできません。
    参加に関して
    • 当日は写真等の撮影をさせていただくことがあります。これは、学内資料として使用するほか、活動報告の為に大学HPや放送、外部資料等に掲載いたします。あらかじめご了承ください。
    • 参加中は係員の指示に従ってください。従っていただけない場合は、退場していただくことがあります。
    • 会場までの交通費は、各自ご負担ください。
    • お車でのご来場は固くお断りいたします。


    お問い合わせ
    「関西大学氷の甲子園」事務局

     7月7日に14人が参集し、がんこ曽根埼本店で経営経済研究部(略称経営研)OB会が開催された。
     近藤敏浩会長(46卒)が、「今後も定期的に集まり母校関大の発展のため、我われで出来ることを話し合っていこう」と挨拶。その後、各年次の幹事が次のとおり決定した。経営経済研究部OB会
     昭和48年卒が田中章氏、49年卒が三島達夫氏、50年卒が藤田毅氏、また会計担当として床治氏。
     前回から30年ぶりとなったため、少し、姿形が変化した人もあったが、学歌や逍遙歌の大合唱となり、学生時代の輝きを取り戻したような時間であった。
     また、会合には大分県や鹿児島県に居住している仲間も参加し、大いに盛り上がった。
     現在、天六学舎での授業は行われていないと聞いているが、働きながら学び、夏期講座の開催など経営研の活動を通じて、教授や先輩、学友から得た数々の経験は、今でも色あせることない。(昭49商 辻 床治)
     なお、今後の開催予定は次のとおり。
           ① 日 時  平成24年12月8日(土)午後6時
              会 場  がんこ曽根崎本店
           ② 日 時  平成25年7月13日(土)
              会 場  大分県or鹿児島県
                                           以上

     スポーツマンクラブ(2部体育OB会・中井邦夫会長)七夕総会が、恒例の7月7日にホテル阪神で行われた。年に一度、何が何でも「七夕」に行われ親交を深める場だ。今年で47回を数える。
     明け方まで暴風雨という悪天候はどこへやら。天候まで我われの再会を祝ってくれているような中、約140人の参加となった。
     1部総会では、活動・会計・監査報告。そして活動計画、予算、会則変更、役員一部変更等について、賛成多数で承認。
     2部懇親会は、中井会長の挨拶、来賓の紹介の後、森本靖一郎法人理事・相談役、大谷啓二校友会副会長から挨拶をいただき、小坂道一最高顧問(体育OB・OG会会長)の乾杯で始まった。
     昨年は、持ち寄った我々の現役時代の写真などを投影し、懐かしく振り返った。今年は一転、明るく華やかに有志、指名での「カラオケ大会」を開催。来賓・会長の5人による本格的な採点により優勝は、塩田貴美代司法書士関大会名誉会長。乙女のような恥じらいと明るさが高得点につながった。
     終宴を惜しむ中、横山雅仁長柄会幹事による振りで、恒例の逍遙歌で締め。肩を組み関大OBとしての誇りと喜びを感じながら、母校の隆盛を心から祈る一夜となった。

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     来年の七夕は日曜日。50周年に向け益々盛り上がって行きたいと考えている。皆さま今後ともよろしくお願いいたいます。(事務局長 小早川勝己)

     鉄川謝交会(平野勝司会長)は、関大セミナーハウス「六甲山荘」をお借りして親睦会を行った。7月7~8日の1泊2日の日程で、仙台在住の鉄川先生も遠路はるばるお越しくださり、総勢13人が参加した。

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     夕食は山荘の管理人兼シェフが腕を振るうフランス料理のフルコース。六甲の涼風や夜景と共に心のこもった美味なる料理を堪能し、参加者の皆々は贅沢な気分に酔いしれ大満足の様子。食後は一つの部屋に全員が集って飲み語らい笑いながら夜更けまで大いに盛り上がった。
     翌朝の食卓では、鉄川先生の「みんなで朝ご飯を食べるっていいものだね」との言葉に皆の顔がほころび、和やかな雰囲気に包まれた。セミナーハウスでの宿泊はまるで学生時代のゼミ合宿のようで、とても楽しく有意義な親睦会であった。(幹事 藤森憲子)

     豊中支部(上村学支部長)の24年度総会が、7月7日に千里阪急ホテル・クリスタルホールで開催された。本部から田中副会長をはじめ、近隣支部の役員を来賓に迎え、同伴者を含めての参加となった。
     第1部の総会は、支部長の挨拶に続き議事に入り、23年度の事業報告・決算報告及び24年度の事業計画が異議なく承認された。
     第2部のアトラクションは、関西大学文化会のマンドリン倶楽部の皆さんに出演していただき、懐かしのメロディーやマンドリンオーケストラを演奏してもらった。終了後、田中部長に「今後の倶楽部の活動費」支援として金一封が贈呈された。
     続く第3部の懇親会では、春の叙勲で瑞宝小綬章を受章された大谷久仁雄監事に記念品の贈呈。乾杯は元科学技術庁長官で支部顧問の近江巳記夫氏の発声により懇親に入った。
     中野寛成衆議院議員や大倉雄次郎名誉教授からのテーブルスピーチに拍手喝采。今年は平成卒業生が5人であり、今後はもっと多くの若い校友が参加するよう支部長から要請があった。
     毎年好評の福引では、色とりどりの美しい鉢植えの花が抽選で全員に配られた。締めは、全員肩を組んで特別参加の花岡達也第90代応援団長のリードで逍遙歌を大合唱し、総会を終えた。

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     なお、来年の総会は、梅雨の時期を避け9月28日(土)千里阪急ホテルにおいて開催することが決まった。また、今回総会に出席できなかった55人の校友から11万円の協賛をいただいた。(幹事長 横畠正秀)

     岡山支部(行本章允支部長)の24年度・第56回総会を7月7日、岡山市内のホテルで開いた。夕方5時半開会で文字通り「七夕総会」となり、古川好男校友会副会長ら来賓を含め総勢75人が参加した。
     総会審議では、来年度(25年度)の予算案に岡山支部平成倶楽部に10万円の助成金を盛り込み、平成卒の若い校友の支部校友会への参加促進を図ることにした。

    アレクサンダー・べネット准教授
     総会恒例の講演は、関大国際部のアレクサンダー・べネット准教授をお招きした。ベネット先生はラグビーの本場、ニュージーランド出身だが、剣道や薙刀など日本古来の武道に精通されておられ有段者でもある。高校時代に千葉の高校に1年間ホームステイされたとき剣道を始めたということで、はじめは「汗臭い」「スパルタ指導」に抵抗感があったそうだが、やがて剣道の精神に魅了されたとのこと。
     本国の大学を出た後、京大大学院で学ばれ日本滞在21年となるベネット先生。流暢な日本語で剣道の「残心」という、勝負のあとも油断することなく身構える態度のことを熱く語られた。この「残心」、試合に勝っても驕らず、負けた相手を思いやる精神もあり、インターハイで一本取った選手が思わずガッツポーズをしたため負けになったケースを例にあげた。ベネット先生の熱弁に参加者は改めて「剣道の美学」を学んだようだった。
     講演の後はゴルフとボウリングの優勝者の弁などがあり、逍遙歌で締めくくり来年1月19日の新年会での再会を約し、お開きとなった。(行本章允)

    鳥取支部
    4年連続で七夕総会

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     4年間連続して七夕の夜7月7日に鳥取支部(荒田英毅支部長)では総会・懇親の集いを開催した。

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     平成の卒業生の参加も増え、老若男女がやぶきんの美味しい郷土料理に楽しいひと時を過ごした。特に鳥取の生のイワガキは絶品で、先輩が打った「因幡大国そば」も美味だった。
     来年は支部設立60周年、第30回総会を記念し、盛大に開催すると決議した。(幹事:上山、植木)

     7月6日、シェラトン都ホテル大阪で24年度八尾市役所関大会(今仲理三郎会長)総会が開催され、会員約70人と来賓3人が出席した。
     来賓の田中誠太八尾市長(近畿大学校友会副会長)からは「本市の本年度の採用者の内、関西大学卒業者の採用は社会人を含め13人であった。もちろん八尾市役所内に学閥は存在せず、各部局の垣根を払い同じ校友の横の関係を大事に八尾市政に英知を発揮してもらいたい」との激励の挨拶があった。
     次に、松井一郎大阪府知事の父君であり、支部顧問の松井良夫氏(34文・40法)が、八尾市役所職員、八尾市議会議員、大阪府議会議員時代の思い出話を中心に楽しい挨拶をされ、非常に印象的であった。

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     中尾達夫支部長は、校友会の地域支部と職域会の関係において、相互尊重、互慶平等の立場に立ち、同じ関西大学に籍を置いた者同士、絆を深め、連携をしていこうと挨拶。会場から賛同の拍手があり、降壇の際、中尾支部長と今仲会長が握手し強い絆と強い「関大」を確認し合った。
     総会は、田中市長挨拶のとおり部局と課・係の垣根を払い、和やかな宴席となり、関大卒業の新規採用者の内8人の総会出席者が舞台の上がり、緊張気味の校友もいたが、堂々たる挨拶をした。
     順次、懇親会が進み、アトラクションとして、女性声楽家のクラッシックの独唱もあり、大変盛り上がった。(八尾支部長 中尾達夫)

    体育会陸上競技部の東佳弘さん(人3)が、ロンドンオリンピック陸上男子4×400メートルリレーの日本代表選手に決定しました。

    日本は男子4×400メートルリレーで、国際陸上競技連盟の世界ランキング(7月3日発表)で15位に入り、同ランキング16位までに与えられるオリンピック出場権を獲得しました。これに伴い、6月11日に代表候補選手として選出されていた東さんは、同リレー種目の日本代表選手として正式に決定しました。

    男子リレー種目は、8月9日(木)<日本時間8月9日19:35~>に予選、8月10日(金)<日本時間8月11日5:20~>に決勝が行われます。

    7月5日(木)には東さんの壮行会も予定しています。オリンピックの舞台に立つ東さんに熱い声援をよろしくお願いします。

    壮行会の詳細

    東佳弘さん
    写真提供:関大スポーツ編集局

    1日、大阪市の舞州アリーナで開催された第56回全日本学生空手道選手権大会ならびに東西対抗戦において、女子個人形の部に出場した体育会空手道部の清水希容さん(文1)が初優勝し、2012年に卒業した梶川凛美さんの4連覇に続き、関西大学として女子個人形5連覇を達成しました。
    他にも、男子個人形の部で堀庭滉平さん(文1)が3位入賞、男子個人組手の部で小出翔太さん(商4)がベスト8で敢闘賞を授与されました。

    清水希容さん
    清水希容さん

    堀庭滉平さん
    堀庭滉平さん

    小出翔太さん
    小出翔太さん

     7月1日、博修士会は創立60周年を記念して、女子秀麗会と合同でJR福島駅近くのホテル阪神に参集した。当日は、11時から各々の総会を、12時半から合同で学術講演会と懇親会を総勢93人の参加によって開催した。上原洋允理事長をはじめ、寺内俊太郎校友会長、市原靖久副学長、紀和隆評議員会副議長など多数の来賓の参加を頂いた。
     学術講演会の講師には、楠見晴重学長(環境都市工学部教授)をお招きして「京都 千年の地下水脈」と題した素晴らしいお話を頂いた。千年を超える京都繁栄の歴史を支えたのが京都盆地の地下水であり、京都と水との関わりについて、催事や食文化など多くの事例を示されて分り易く説明頂いた。
     楠見先生の20年以上にわたる調査・研究により、京都盆地の地下には琵琶湖に匹敵する約211億トンの地下水が蓄えられていることが判明し、「京都水盆」と名付けられた。
     引き続いて開催した懇親会では、先生にご持参頂いた京都伏見の酒の試飲・飲み比べを行いながら、大いに盛り上がった。4年振りの合同開催で、互いに意義ある楽しい時間を過ごすことができ、終始賑やかで和やかな会はあっという間に過ぎた。

    博修士会・女子秀麗会
     最後に、参加者全員が1つの輪になって逍遥歌を歌いお開きとした。(博修士会広報部・篠塚義弘 女子秀麗会総務部・岡田由美)

     泉大津支部(吉田常佳支部長)創立50周年記念総会が、7月1日に泉大津市内のホテルで開催された。田中校友会副会長をはじめ、堺、高石、和泉、泉佐野の各支部からも多数来賓が出席、支部会員と合わせて50人を超える参加者となった。
     泉大津支部は、昭和37年に設立。数々の変遷を経ながらも母校と連携をはかるとともに、毎年支部総会や役員会を開催し、関西大学の隆盛を図るという校友会の目的達成のため歩んできた。
    泉大津支部 総会は、学歌斉唱で開会。吉田支部長は、50周年を機に一層の飛躍を期待したいと挨拶。記念講演は「東日本大震災・和歌山大水害における自衛隊活動」をテーマに、陸上自衛隊信太山駐屯地の古庄信二連隊長の講演があった。
     かつてない盛況のうちに3時間余りの記念総会は、閉幕した。これを踏まえ、今後の更なる支部の発展を願わずにはいられない。泉州地域の支部連合の動きとあわせて校友会の発展を祈りたい。 (深井亀治)

     7月1日、松原支部(西田孝司支部長)総会が、松原商工会議所内の「ゆず」で33人の出席で行われた。
     本部の古川副会長はじめ、近隣の河内長野、富田林、東大阪、八尾、平野、藤井寺各支部長のご出席をいただいた。
     第1部総会では、23年・24年の事業報告が滞りなく終わった後、古川副会長より大学の近況報告をいただいた。大学の現状を知る機会を頂き、今後の支部活動に生かしていきたい。
    20120701_matsubara.jpg 第2部の記念講演では、松原市在住の元関西学院大学硬式野球部監督の土屋明生氏をお迎えし「熱闘・関関戦」のお話を聞いた。土屋氏は、昭和49年前後の関大・山口高志投手(阪神タイガースコーチ)と投げ合った関学のエースとして有名。当時の新聞記事を参考に、黄金期の関大野球のすごさを語っていただいた。
     第3部の懇親会では、久しぶりに再会した校友たちが近況を話し合い、親睦に花が咲いた。
     松原支部は、小規模な組織だが、今後は大学本部や近隣支部のご指導やご協力を得て、校友同士の結びつきを深めたいと考えている。(支部長 西田孝司)

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