香川支部
創設88周年を記念し、善通寺管長が講演
香川支部(川北文雄支部長)の24年度総会が7月28日、高松市のJRホテルクレメント高松であり、総勢107人(うち平成卒と現役は34人)が「確かめよう青春・深めよう友情・高めよう母校愛」を合言葉に集い、旧交を温めた。
今年は支部創立88周年を記念し、真言宗善通寺派管長(総本山善通寺法主)で四国八十八ケ所霊場会総裁も務められる樫原禅澄大僧正を特別ゲストに招いたほか、寺内俊太郎校友会長、高松市出身の上原洋允理事長、四国・岡山の各支部代表、松浦康隆立命館大学香川県校友会長らを来賓に迎えた。
88周年にちなんで、樫原大僧正が「四国遍路にみる人生」と題して記念講演。「遍路道は山あり谷あり。お四国を歩けば、人生そのものを体験できる」と歩き遍路の素晴らしさを説いたほか、大僧正のご好意で「日日是好日」としたためられた直筆の色紙が出席者全員にプレゼントされるサプライズもあった。
総会では役員改選があり、川北支部長(40法)の再任が承認され、新体制がスタート。懇親会は、女性校友と初参加校友のスピーチのほか、かがわ源平紅白キャラバン隊によるアトラクション「さぬき源平物語」が披露されるなど、終始和やか。現役4回生で第90代応援団副団長の藤川真志さん=高松市出身=のリードで逍遙歌を斉唱し、万歳三唱で締めくくった。
3日後には、総会の模様を記録した記念写真集(A4判、12ページ)を"突貫編集"で仕上げ、出席者に発送した。
香川支部は、香川県人会として大正13(1924)年に発足。昭和10年に香川支部と名称を改め、現在に至っている。(山下和彦)