博修士会・女子秀麗会
楠見学長が「京都と水」講演 4年ぶりに合同懇親会を開催
7月1日、博修士会は創立60周年を記念して、女子秀麗会と合同でJR福島駅近くのホテル阪神に参集した。当日は、11時から各々の総会を、12時半から合同で学術講演会と懇親会を総勢93人の参加によって開催した。上原洋允理事長をはじめ、寺内俊太郎校友会長、市原靖久副学長、紀和隆評議員会副議長など多数の来賓の参加を頂いた。
学術講演会の講師には、楠見晴重学長(環境都市工学部教授)をお招きして「京都 千年の地下水脈」と題した素晴らしいお話を頂いた。千年を超える京都繁栄の歴史を支えたのが京都盆地の地下水であり、京都と水との関わりについて、催事や食文化など多くの事例を示されて分り易く説明頂いた。
楠見先生の20年以上にわたる調査・研究により、京都盆地の地下には琵琶湖に匹敵する約211億トンの地下水が蓄えられていることが判明し、「京都水盆」と名付けられた。
引き続いて開催した懇親会では、先生にご持参頂いた京都伏見の酒の試飲・飲み比べを行いながら、大いに盛り上がった。4年振りの合同開催で、互いに意義ある楽しい時間を過ごすことができ、終始賑やかで和やかな会はあっという間に過ぎた。