廣田先生米寿の会盛大に 記念品に黒檀のステッキ
恩師廣田君美先生は、今年めでたく米寿をお迎えになった。訓導を受けた門下生は500人を超え、文学部・社会学部・同大学院時代のゼミ生に呼びかけ、お祝いの会を8月26日、ホテルグランヴィア京都に、約150人の参加者をもって無事盛大に終えることができた。
当日は、足下が幾分弱くなられた先生もお元気な姿を見せて下さり、「廣田節」を披露しながら、20年間にわたって書き続けてこられた日記、年賀状の年頭挨拶をまとめた本を出版されたいきさつを話された。講義中でもさまざまな人生訓をお教えいただいたが、この御本に目を通すと、またウンウンなるほどと、また感動させられる内容が沢山盛り込まれている。
会そのものは特別なアトラクションはなくとも、終始和やかに進み、最後に「門下生が先生の心の支えになります」という気持ちを込めて、先生にステッキ(黒檀製)を記念品としてお贈りし、2年後の卒寿の時にまたお会いしましょうと誓い、先生から一人ずつ御本をいただいて散会となった。 (幹事 山野晃)