阿倍野支部
大地震から命を守るには 副支部長の松峯氏が講演
阿倍野支部(松田充弘支部長)は、24年度総会を9月8日、ホテル日航大阪で開催した。古川好男校友会副会長をはじめ、14人の来賓を含めて31人が参加。
九之池榮一副支部長の司会による第1部総会では、住吉支部と合同で行われた「夕涼みビアガーデン」などの事業報告と会計報告を行った。
第2部では、松峯哲也副支部長による「大地震に備えて耐震診断と補強工事の実例」の講演。一級建築士でもある松峯氏は、巨大地震対策を検討する国の作業部会のトップ(主査)を務める関西大の河田惠昭教授が発表した南海トラフの被害者数を例に「大阪は古い木造住宅が密集して建っているうえに、もともとの河内湾であった辺りは地盤がゆるい」と説明。そのうえで「100年とも150年とも言われる地震周期に備えて、自分や家族の命や身を守るには、耐震診断を行い、耐震補強工事を行う必要がある」と話した。
第3部の懇親会では、住吉支部の小林洋司支部長の乾杯の後、ホテル31階の「カトレア」の間より、地上100mのすばらしい眺望の中、中華料理を酒肴に歓談。東住吉支部の高一弘副支部長のリードによる逍遙歌で、幕を閉じた。 (副幹事長 田中一範)