二九千里会
卒業50周年記念誌に尽力の八木同窓を追悼
二九千里会では、10月12日に十三のプラザオオサカで、有志による八木迪夫君追悼の集いを開催した。
学部29年卒業生は、平成16年11月に卒業50周年記念大会を開催後、学生時代の記録などを収録した「記念誌」の出版を企画、50周年記念誌出版委員会(天井一夫委員長)を立ち上げ、17年2月から2年の歳月をかけて300ページに及ぶ大著『わが青春の輝かしき日々』を出版した。同委員会の資料収集部長として掲載内容を企画立案し、東奔西走しながら膨大な資料を集めた八木君が、8月25日に急逝、家族葬で葬送された。
同期生会の出版としては画期的な記念誌ができたのも八木君の尽力のお陰と、天井委員長はじめ出版委員は、同君の冥福を祈り、ご家族に心からのお悔やみを申し上げたいと追悼の集いを開催したもの。
当日は、記念誌に協賛した人、投稿した人を中心に24人が出席。遺影を持って嘉代子夫人も出席され、参加者からのお別れの言葉に聞き入るとともに、堅い友情に感激の面持ちだった。また、参加者は持参した記念誌を久し振りに見ながら、人生を振り返り、近況を語り、一献を傾けて八木君を偲んだ。 (村田力・平川勝士)