経済人クラブ
今年の経済見通しで宮本教授の講演聞く
経済人クラブ(西村太一会長)第198回例会は、2月25日に大阪新阪急ホテルで、本間敏司氏(若手会代表幹事、61学工)の司会で開催された。
稲田昌三副会長(34学文)の開会挨拶の後、宮本勝浩会計専門職大学院教授に「2013年の日本経済、関西経済の見通し」と題して講演いただいた。
「アベノミクス」の説明から論を起こした宮本先生は、「自公政権は景気回復を最優先事項と考えている」など、今年の関西・日本経済が上昇すると考えられる7つの理由を解説。続いて、電力供給不足の可能性など経済の上昇にブレーキをかけると思われる10項目の危惧を説明、そして、経済の活性化策として民間企業の独創的なアイデアを紹介した。最後に「シエール革命で世界の政治が変わり、世界の軍備、安全保障システムが変化する。その時の日本の立場を描いていかなくてはならない」と結んだ。
田合代表幹事のお礼の言葉の後、懇親会は、畑下辰典名誉顧問の乾杯の音頭で始まり、特別参加の大山啓一コニシ(株)ボンド営業本部建築事業部事業部長、小川哲男(株)小川不動産鑑定事務所代表取締役、竹内丈久(株)竹中工務店大阪営業部課長代理が紹介された。メンバー和気藹藹の懇談の中、栗原照次郎副会長(35学商)の閉会の挨拶にて散会した。(代表幹事 田合邦臣)