富田林支部歴史散歩の会
高井田横穴公園訪ねる 講師は太子町・鍋島氏
富田林支部(杉多弘至支部長)歴史散歩の会では、5月18日に第6回例会を実施し、会員家族を含め25人が参加した。
講師は、今回も鍋島隆宏氏(平5文、太子町文化財保護課勤務・学芸員)に依頼。自作の貴重な資料により、それぞれの古墳の形体、特色、時代背景等について分かりやすく丁寧に解説していただいた。
コースは、道明寺駅から安福寺へ、サンヒル柏原で昼食とし、その後柏原歴史資料館及び史跡高井田横穴公園を訪ねた。
安福寺には、横穴墓及び重要文化財割竹形石棺があり、石棺は玉手山3号墳からの出土との説明があった。途中の大和川にかかる国豊橋からは松岳山古墳の説明があり、ここからは石棺が出土しているとのこと。
サンヒル柏原では、岡野柏原支部長から心からのもてなしを受け、ゆっくりとした昼食となった。
柏原市立歴史資料館及び高井田横穴公園では柏原市文化財課職員でもあり、校友でもある石田成年氏から説明があり、柏原市には2千を超える古墳があるとのことであり認識を新たにしたものである。横穴公園は、当日は年に2日の公開日であり、普段は入れない墓の内部まで入ることができ、中の線刻壁画まで観察することができ、有意義な一日を過ごし、次回を約束して散会した。
最後に、当支部の副支部長であり歴史散歩の会の生みの親でもある杉山弘(28法)校友が、前日の17日に浄土へ旅立たれました。合掌。
(幹事長 秦純一)
(野島努=0721-23-3190)