堺支部
子供の貧困とは何か 岡田教授が講演
6月29日にホテルアゴーラ・リージェンシー堺(旧リーガロイヤルホテル堺)で堺支部(隅谷哲三支部長)総会が開催された。
第1部総会は、来賓として寺内校友会長、加藤学生支援部長、森堺キャンパス事務局長、野口堺市役所関友会長ほか京都支部や近隣支部から代表が出席いただき、総勢91人が参加して開催された。国歌、学歌から始まり、物故者への黙祷を行う。隅谷支部長挨拶に続き、議案審議は隅谷議長の進行により満場一致で可決、承認された。
第2部講演会では、「子どもの貧困とは何か」をテーマに岡田忠克人間健康学部教授が講演。今、切実な社会問題となっている子どもの貧困の原因は、親世代の貧困・一人親世帯の貧困・家庭の崩壊が背景にある。豊かなはずの日本で、このような問題が起きていることが意外であり、世界先進国の中で「貧困率」が高いのには驚かされた。講演終了後、竹山修身堺市長が来場され、和やかな雰囲気のなか全員で記念写真を撮った。引き続き第3部の懇親会は別室へ移動して始まった。
初めに司会の野間氏からご来賓の紹介があり、そのあと竹山堺市長から祝辞をいただいた。続いて野口関友会会長の発声で高らかに乾杯、祝宴の開幕。食事をしながら歓談の輪がひろがっていった。恒例のオークションは高価な焼酎「森伊蔵」や豪華なネックレスなどが高値で落札されていった。
全員でビンゴゲームがスタート。カード片手に真剣な眼差しの中、会場はおおいに盛り上がった。ビンゴになった人は景品の山の中から好きなものを、持ち帰ってのお楽しみ。ビンゴゲームが終わったところで、辻尾副支部長から軽妙な語り口で締めの「再会の辞」があった。
(小島秀明・42経)
(鍋島均=072―284―1412)