瓢謡会
創部90周年祝賀会開く 状況の比較や課題を語る
文化会能楽部のOB・OGで組織する瓢謡会(桝井俊司会長)が主催する、文化会能楽部創部90周年記念祝賀会が、7月28日に関西文化サロンで開催された。大学からは楠見学長、五藤法人本部長、岡田大学本部長に来賓として臨席いただき、OB・OG、現役の学生など総勢78人が参加した。
第1部は総会で、桝井会長の挨拶に始まり、部の活動報告や役員選出、第45回関大能への財政的な援助などが議題にのぼった。続いて、第2部は能楽部を指導頂いている山本章弘師により、来賓の方々をはじめとして多くの参加者が見守る厳粛な雰囲気のなか、神歌の奉納が特別に行われた。
第3部は祝賀会であった。来賓の祝辞で花を添えていただき、津司実行委員長の挨拶、顧問である深井政策創造学部教授の乾杯の発声と続いた。幅広い年代のOB・OGが顔を揃え、現役部員との交流も図られた。
昔と今の状況の比較や現在抱えている部の課題、能楽部のエピソードなど多くの話題を肴に大いに飲んで、食べて、語り合う場となった。
最後は全員で大団円になって逍遙歌を歌い、祝言を謡い上げてお開きとなった。関西の大学にある能楽部のなかでも、とりわけ本学の能楽部は長い歴史を有しており、伝統を踏まえて次代へと受け継いでいくために何をすべきか、改めて考える機会となった。
(高等部教諭 宮崎亮太)